幼年の思ひ出

mariya_takeuchi_impressions.jpgあっという間の年末年始休暇。
いよいよ明日から本格的に2009年が始まる。本日「近江神宮」に参拝し、破魔矢と御神札(天照大神)をいただく。気持ちを新たに本年の健康、商売繁盛を祈願。

相方が子ども向けリサイタルのプログラム用にシューマンの「子供の情景」の練習をスタートした。そういえば、つい先日ハイドシェックの「子供の情景」&「子供の領分」ほかがリリースされた。購入するなり3、4回連続で聴いたが、予想に違わない素晴らしさ。去年の6月のリサイタル時のアンコールで披露された「トロイメライ」を自ずと思い出す。お洒落でセンス満点、夢心地の音楽。

シューマン:「子供の情景」作品15
第1曲:異国から
第2曲:珍しいお話
第3曲:鬼ごっこ
第4曲:おねだりする子供
第5曲:満たされた幸福
第6曲:大変なこと
第7曲:トロイメライ
第8曲:暖炉の傍で
第9曲:竹馬
第10曲:生真面目
第11曲:怖いぞ
第12曲:眠る子供
第13曲:詩人のお話

自らの幼年時代を思い起こしながら聴く大人のための「童歌」。正月に親戚一同会して食事と歓談。幼い子供は何だかんだ言いながら素直で可愛い(時にうるさいと感じるが・・・笑)。邪気がないのだ。大人は誰でも頭が固くなり、自由奔放感情の赴くままに自分自身を表現できなくなる。まさか子供に戻るわけにはいかないが、大人になっても数十年前の感性豊かな生き方を導入できればもっと幸せになるだろうに。

ところで、今、久しぶりに見るテレビ(田舎に泊まろう!)のBGMは竹内まりや。まりやの音楽は感性を刺激し、まさに「子供の情景」ならぬ幼い頃の光景をまざまざと思い出させる不思議な効果がある。不思議なピーチパイ・・・。

竹内まりや:インプレッションズ

ちなみに、昨秋発売された、デビュー30周年記念の「Expressions」は未聴。近いうち購入し聴いてみなきゃ・・・。


2 COMMENTS

雅之

こんばんは。
愛知とし子さんがシューマンの「子供の情景」を弾かれるとなれば、これはどんなことがあっても聴きに伺いたいです(ハイドシェックやポゴレリッチやピリスよりも!・・・これは本心です)。
当地近辺で同曲の演奏のご予定は無いのでしょうか?
叶わないなら、東京に聴きに伺うこともやぶさかではありません。
私はピアノの技術的なことは詳しくありませんが、あの曲は簡単そうにみえて、リズムやらペダルやら、とても難しいと聞きます。あえて今までとまったく違う役柄を演じることに挑戦する愛知とし子さんの勇気に拍手したいです!カッコいいです!
竹内まりや「Expressions」は絶対に買いですよ!年末年始も車で移動中に家族と聴いていました。

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岡本 浩和

>雅之様
おはようございます。
すっかり愛知とし子ファンになっていただきありがとうございます。プログラム決定したわけではないので未定ですが、3月の信楽での公演で抜粋でやるかもしれません。正式に決まりましたらまたご案内いたします。
>あえて今までとまったく違う役柄を演じることに挑戦する愛知とし子さんの勇気に拍手したいです!カッコいいです!
人間何事も「挑戦」ですね!ただ、本人は雅之さんがおっしゃるほど「意気込んで」いるわけじゃなそうそうですが・・・(笑)。
まりやの「Expressions」は雅之さんが「買い」だと言われていたので絶対に買います。

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