器楽曲の最近のブログ記事

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ここのところ、僕が目指すものをビジョン化するために、ひとりでブレーン・ストーミングをし、紙に書き出している。最終的にはA4用紙1,2枚で、セミナーの概要が一目でわかるようなものができればいいなと思っている。頭の中では明確に「考え」があり、しゃべれと言われればしゃべれるのだが、イメージ化するのが得意とはいえないこと、そしてこの3年間でいろいろ思考が変化したことなど、様々な理由でビジュアル(紙面)化を怠ってきた。今後、企業研修にも「人間力セミナー」のエッセンスをよりピュアに導入していきたいと目論んでいることと、あるいは従来の個人向けセミナーの場合でも、誰もが一目で「何をやっているのか」わかるようなものを持っていないと話にならないゆえ、早急に形にしようと思ったのだ。とにかくまずは思いつくままに文字にし、整理してみることにする。

人間の力や才能は無限で、少なくとも自分がイメージしたことは必ず実現化するものなんだとよくいわれる。その通りだ。壁をぶち破ればいいのに、まだまだ固い殻の中にいる自分を発見してついつい地団太踏みたくなる。

今月末に第36回「早わかりクラシック音楽講座」を開催するが、さすがにベートーヴェン様(笑)、早いペースで席が埋まってゆく。偶然なのかもしれないが、バッハやモーツァルト、あるいはベートーヴェンの作品を採り上げる時は人気が高い。こちらも気を引き締めて良い回にするようがんばろう。感謝。

ブレンデルのリスト

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カセット・テープデッキが修理されて戻ってきた。メーカーに修理を依頼したところ、部品の在庫が既に保管期限を過ぎているため修理不可能との知らせを受けた。キャプスタン・モーターが壊れているのだと。20年近く前に購入した5万円ほどのモデルだが、なかなか良い音がしていたし、ほとんど使っていなかったから「もったいない」という気持ちもあり、何とかリペアできないものなのかと思っていた。それに、近頃はかつてのアナログの音の素晴らしさを再確認し、どうしてもエアチェック・テープなどをいろいろと聴いてみたいという願望に駆られていた時だから、なおさら「捨てるには惜しい」という思いが募った。

ある日、ふと子どものころからお世話になっていたMさんのことを思い出した。そういえば、彼はテレビの真空管などを自分で修理していたなということを思い出したのだ。久しぶりということもあり、ご挨拶を兼ね、メールで問い合わせてみた。気軽にみてあげるよということになり、早速梱包し、物を送った。
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ムソルグスキーの感性はむき出しである。本日、第34回「早わかりクラシック音楽講座」を開催した。2月20日の愛知とし子リサイタルのメイン・プログラムを俎上に上げ、作曲家の人生とその音楽を肴に3時間縦横に語り、そして談義した。

どういうわけか参加予定者の数人が直前キャンセルになり、集まったのは女性ばかりで、どうも似たような感性(クリエイター気質)の持ち主たちだった。「展覧会の絵」を聴き、「もやもやしていたものがすっきりした」という参加者もいれば、「ムソルグスキーは正直他人事とは思えない」という方もいた。でも、少なくともクリエイターならば、多少常識ハズレの行動があったにしても、むき出しじゃないと面白いものは創造できないだろう。やりたいようにやり、生きたいように生きた方が良いと思う。やるだけやってうまくいかなかったらそれはそれで納得できることだし。

組曲「展覧会の絵」原典版は、作曲者の生前は演奏されることがなかった。それどころか、巷の話題にすら上らなかったという。盟友リムスキー=コルサコフが作曲家の死後、出版にこぎつけるが、それはリムスキー風の味付けがなされた編曲版であった。この音楽が世間一般に認知され、人気を誇る作品と化すのは40年という月日を待たねばならなかった。ボストン響のセルゲイ・クーセヴィツキーの委嘱によりモーリス・ラヴェルが管弦楽化したのが1922年。以降、オーケストラのレパートリーとして定着するが、これほど効果的でお洒落な編曲もなかなかない。
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芸術は目的ではなく、人々と語り合うための手段である。音楽芸術の課題を感情の傾向だけではなく、主として人間の語りの傾向を再現するものとみなしている。芸術の領域においては、パレストリーナ、バッハ、グルック、ベートーヴェン、ベルリオーズ、リストのような、改革者である芸術家だけが芸術の規則を作り出したことを認めるが、それらの規則が絶対的なものであるとは考えず、人間の全精神世界と同様に、進歩し変化するものであると考える。」
上は、ムソルグスキーが最晩年の1880年6月にレオーノヴァの別荘で、ドイツの音楽学者フーゴー・リーマンの要請に応えて、リーマンが編纂中であった音楽事典への原稿として書いた自身のプロフィールから抜粋したものである。これを読むと、この天才の芸術観が明確に理解できるのだが、それと合わせて彼が自分の誕生日を間違えて記憶していたこと、未完の作品をあたかも完成したかのように記して背伸びをして見せようとしていることなど、彼の人間性、性質までもが垣間見えとても面白い。

「人間力」の定義

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「人間力」とは、単に「人間関係構築力」だけのことではないということがわかった。「人間力」とは以下の総合力のことをいう。ひとつ、「経済力」。ひとつ、「健康力」、そしてもうひとつが「人間関係力」。この3つを足して100になるように、しかも3分の1ずつバランス良くすることが「人間力」向上の真のポイントなのである。
例えば、事業が好調で経済的には悠々自適であるにもかかわらず、夫婦間でトラブルを抱え、決して幸せとはいえないケース。あるいは、人間関係は極めてスムーズで幸せなのだが、経済的にはまったく自立できていないというケース。またはビジネスも人間関係も問題はないのだが、代償として健康を害している場合。いずれも「人間力」が高いとはいえないのである。自身も儲けて、社会的にも十分貢献し、そして家庭的にも円満な人生を送ること、そう、自他共に幸せになるよう努力できること。その指標となるのがいわゆる「人間力」だろう。

さしずめ僕の問題は「経済力」である。ファイナンシャル・リテラシーが極めて低い。正当に儲けて、社会還元してゆくという姿勢にまるきり疎い。その点を意識して、具体的な行動をとってゆくことが課題である。

近江神宮参拝

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100104_ohmi_shrine.jpg正月休みも明日が最終日。本日、例年通り天智天皇が祀られる「近江神宮」にお参り。破魔矢をいただいた後、宇治にある実妹宅で一服。のんびりとした休日を堪能・・・。

2010年は世間的にも「新たな」スタートの時期であり、それぞれが変化の年であるゆえ、一層身が引き締まる思いで仕事始めを迎えることになろう。

ところで、隣の部屋から鳴り響くグリンカ&バラキレフの「ひばり」やムソルグスキー「展覧会の絵」の『古城』を聴きながら、クラシック音楽については全く素人である父が演歌のメロディで聴いたことがあると言う。それに、演歌とクラシック音楽とは何がどう違うのかという漠然とした質問をされたが、どうも説得力のある答えができない。生まれ出た時代背景や場所、あるいはジャンルが違うから自ずと「何か」が違うのだろうが、いずれにせよ「音」を「楽しむ」行為であることには変わりないのだからあまり深く考え過ぎずに「好きだと思える」音楽にただただ浸るということでいいのだろう。あくまで感性の問題、理屈では説明不可能・・・。

僕って誰?

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40歳を超えてからかどうかは不明だが、最近「記憶力」が随分低下した。人の名前や電話番号は一度聞いたら忘れない自信はあったのだが、どうも一発で憶えられなくなっている。1日に何十万(何百万だっけ?)という脳細胞が死滅してゆくわけだから致し方ないが、それにしても情けない。先日も「早わかりクラシック音楽講座」をやるにあたりお目当てのCDをどこにしまったのかわからなくて右往左往した。収集家とはいえたかだか5000枚ほどの音盤しか持ち合わせていない。このCDはいつどこで買ったもので、どの辺りに収納されているのかこれまでなら完璧に把握できていた。長い間聴いていないものでも確実に押さえていたのだが。それが思い出せないのである。確かに持っていたはずだという微かな記憶だけをたよりに数十分探しに探した。しかし見つからないのだ。大袈裟だが茫然自失状態。まぁいいかとも思ったが、気になってしょうがないのでさらに捜すこと十数分。ようやく探し当てたが、自分の記憶とは全く違うCDにその曲はカップリングされていた。

そういえば、つい3年ほど前、眼鏡屋を訪れ、たまたま視力を測ったら良くなっていた。チベット体操のお蔭か、船井幸雄会長直伝の手振り運動のお蔭かと喜んだのも束の間、よくよく考えてみると新聞や書籍の字が眼鏡を着けた状態だと見にくくなっていることに気づいた。近視用の眼鏡をかけていて近くがぼやけるようになってきたということは・・・。そう、老眼になりつつあったのだ。これまた愕然。

雑感4題

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松岡正剛氏の「連塾―方法日本」シリーズの第2巻を書店で見かけ即購入した。タイトルは「侘び・数奇・余白~アートにひそむ負の想像力」。毎度のことだが氏の類稀なる博識の全貌、否、ほんの一部が講演をディクテーションするという形で書籍化されることは嬉しい限りである。松岡氏は「千夜千冊」というウェブサイトを運営されており、かねてより愛読させていただいているが、どの記事も知的好奇心の幅広さはもとより、広く深く思考を巡らされている様が明確に見てとれ、僕などが言うのもおこがましいことなのだが、毎々頭が下がる思いでいっぱいになる。

二者択一。迷ったときに人の意見を聴くことは大切だ。もちろん多くの人の考え方を聴けばよい。どっちをとればいいのかわからなくても良い。どちらをとっても正解だから。後年になって振り返ってみると、あの時あっちの選択をしていたらどうなっていたのだろうかと考えることがある。今とは違った人生になっていることは間違いないが、そっちの方が幸せだったかあるいは不幸だったかなどと比較することは到底不可能だ。

すべては順調である

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PAPA@KITCHENのるみは、毎月第4火曜日に上京し、東京の仲間のために「菜食会」を開催している。何ヶ月ぶりかに初台で催されたその会に参加した。彼女のブログに毎日のようにupdateされているお得意のベジタリアン料理が所狭しと並ぶ。残念ながら食べるのに夢中で写真は撮り損ねたが、とても美味しくいただいた。それに何人もの人たちと談笑しながら突っつく食事はことのほか旨い。感謝である。

感謝といえば、在るべき場所でやるべきことをできているということが一番幸せなんだということを実感した。るみは今故郷の恵那市で家族3人でカフェを経営し頑張っているが、人のつながりを大切にする性分からか、1年余りでお店も随分繁盛し、見事に軌道に乗せているところが素晴らしい。ちょうど1年半前、忘れもしない2008年5月27日。相談があるということで、新宿のとある喫茶店で小1時間ほど話をした。自分の方向性を見失って、悩んでいたのだろう。その時、彼女は迷路に迷い込む若者同様「やりたいことが何なのか?」を一生懸命探そうとしていた。僕がしたアドバイスはただひとつ。「できることをやろうよ」ということ。そして、実家に戻って両親とお店をやるのが一番良いんじゃないかと。もちろんその時は恵那でお店を出す話は微塵もなかった。それでもその数ヶ月後には話が具体化し、今となっては絵に描いたように現実化していっているのだから吃驚する。本当に充実しているのだろう、幸せな姿をみているとこちらも勇気づけられる。
wagner_transcription_tal_grouethuysen.jpg青山にあるウィーンの老舗「カフェ・ラントマン」にてクリスマス&忘年会。
妻がロータリーでお世話になっている音楽好きのOご夫妻、Yご夫妻と6名でワインと美味しい料理に舌鼓を打ちながら、音楽談義を交え3時間ほど。Oさんからはまた例によってカール・ベーム&ウィーン・フィルの75年の来日公演のエアチェック・テープをお借りした。ベートーヴェンの第4&第7交響曲は以前拙宅にいらしていただいた折に少しばかり聴かせていただいて度肝を抜かれたあの録音テープである。暇を見つけてCD-Rにダビングし、ゆっくりと楽しませていただこうと思う。いつもありがとうございます。
外科医のY先生とは先日の「愛知とし子&近藤恵三子コラボレートコンサート」の折、一度ご挨拶をさせていただいているが、じっくりとお話させていただいたのは今日が初めて。ベルリンの壁ができて間もない1964年頃にドイツのヴッパタールに留学されていらしたそうで、そこでワーグナーの音楽(確か「ローエングリーン」)に邂逅、以来ワーグナー道を究めてこられたというつわもので、「ワルキューレ」第1幕冒頭のジークムントとジークリンデの濃厚な愛の場面についての想いや、最近の前衛的な演出に対しての失望など様々な考えを語っていただいた。それにまたリヒャルト・シュトラウスの相当な愛好家のようで(日本リヒャルト・シュトラウス協会の会員でもあられるようだ)、つい先年ご夫婦でドレスデンに滞在し、シュトラウスの楽劇を5つほど観られたという羨ましいお話も楽しく聴かせていただいた。
お二人から、若い頃に聴いたコンサートの話(例えば、Oさんは日比谷公会堂でのバックハウスのリサイタルを聴いているとのこと!そして、Y先生は64年頃にムジークフェラインで若き可憐なルチア・ポップのリサイタルに触れ、モーツァルト歌曲の美しさを堪能されたとのこと!)も伺うことができ、もう少し早く生まれてそういう体験ができたらどんなに良かったか、とすこしばかりジェラシーを感じながらも(笑)本当に楽しいひと時だった。重ね重ねありがとうございます。

2010年3月

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