モーリス・ベジャール・バレエ団がまだ二十世紀バレエ団と名乗っていた頃、ジョルジュ・ドンの「ボレロ」に魅せられ、来日のたびにわずかな数であるもののその舞台に触れることができた経験はとても貴重な思い出である。ベジャールの創造するモダン・バレエの世界が衝撃的で、一時期ビデオやLDを収集し、映画館でロードショーが行われると聞きつけては通っていたあの頃が懐かしい。
若きモーリス・ベジャール自らが踊る「現代のためのミサ」という作品がある。モノクロの古い映像だが、BGMとして使用されている音楽が不思議に心に残った。また、「若いダンサーへの手紙」というレーザーディスクに収録されているジョルジュ・ドンによる「旅」にも驚かされた。これがバレエなのか?!まさに前衛的な音楽をバックにドンが憑依されたかのようにパフォーマンスする様は刺激的だった。
いずれの音楽もフランスの生んだ前衛作曲家ピエール・アンリの作品である。パリ音楽院においてオリヴィエ・メシアン、フェリックス・パスロンヌ、ナディア・ブーランジェに師事した彼は、オーケストラの団員としてキャリアを積んだ後、テープレコーダー誕生以前の1949年にピエール・シェフェールと協力して「ミュージック・コンクレート」の第一歩を築いたのだという。
若きモーリス・ベジャール自らが踊る「現代のためのミサ」という作品がある。モノクロの古い映像だが、BGMとして使用されている音楽が不思議に心に残った。また、「若いダンサーへの手紙」というレーザーディスクに収録されているジョルジュ・ドンによる「旅」にも驚かされた。これがバレエなのか?!まさに前衛的な音楽をバックにドンが憑依されたかのようにパフォーマンスする様は刺激的だった。
いずれの音楽もフランスの生んだ前衛作曲家ピエール・アンリの作品である。パリ音楽院においてオリヴィエ・メシアン、フェリックス・パスロンヌ、ナディア・ブーランジェに師事した彼は、オーケストラの団員としてキャリアを積んだ後、テープレコーダー誕生以前の1949年にピエール・シェフェールと協力して「ミュージック・コンクレート」の第一歩を築いたのだという。
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