管弦楽曲の最近のブログ記事

ピンと共生

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「新しいこと」を始めるには早い方が良い。と同時に、どうせやるなら迅速に、である。
革新的な人間の思考は、なかなか一般的に認められないというのが世の常。それでもめげずに自身の「軸」、「ベクトル」を信じて動く者には、いうなれば「神の恩寵」がついている(気がする)。

会社を設立して今日で丸1年になる。世の中の不景気加減と連動しているかのように、なかなか大変な1年だった(苦笑)。とはいえ、未来は常に明るいと信じている僕にとっては、多少の「壁」や「苦悩」がないと成長度合いが軽減するので、ひょっとすると今ぐらいがちょうどいいのかもしれないとも思えている。

新たな1年に向けて、イメージがどんどん拡がる。成功するも失敗するも自分の「意思」と「イメージ」次第。現実的にしっかりと地に足をつけて先を見据えながら着実に歩を進めていけば大丈夫だろう。たとえ「牛歩」であれ、一歩一歩である。

僕が考える「これからの未来を担う人材像」は、ピンで生きていけるスキルセット及びマインドセットを持ちながら、組織の中でもチームワークを重視し、「共生」できるという人である。「ピン」と「共生」とは一見矛盾しているように見えるが、実は表裏一体。というのも、人間はいつまで経っても完璧にはなれない存在であり、互いに補填し合いながらひとつのものを完成していくものだと思うからだ。その人間関係の中に、成長の種があり、また「ひとつになる」醍醐味があるのである。
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全てが決して順調とはいえないが、順調じゃないことが順調なんだとここのところ心底思えるようになった。昨日も会社を辞め、転職活動をしている若者と話したのだが、最高の営業成績をあげておきながら、とある問題が発生して異動になり、その後は(本人曰く)まともな仕事に就けてもらえず、成績も散々だったと嘆くのだが、そういう経験をしなければいけない時期だったんだからそれはありがたいことだと感謝した方が良いよとアドバイスした。

当たり前のことだが、時間のつながりには「途切れ」がない。昨日があって今日があり、今日があって明日がある。「今」起きていることは、良いことであれ悪いことであれ、必ず過去にその種を自分が蒔いているんだということに気づけば途端に楽になる。一見それがどんなに「許せない」、あるいは「残念な」状況であったにしても、そこから学んでいること、吸収していることは必ずあるわけで、そういう経験をしたから今ここでこういう出会いを持ち、こういう経験ができているんだということなのだから、そのことを決して忘れちゃいけない。人間というもの、「感謝」という言葉を忘れたときに何だか警告のように壁にぶち当たるものなのかな。

山本譲二とレオノーレ

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藤田まことさんが亡くなった。
藤田さんといえば時代劇「必殺仕事人」シリーズで有名だが、年配の方々は彼の出世作になった「てなもんや三度笠」に一層懐かしさを覚えるのじゃないだろうか。僕の場合、いまだ物心つかない乳飲み子あたりの時代だからオンタイムの記憶は完全に欠けているが、その後のテレビの特番などで何度も観ることで、「当たり前田のクラッカー」など当時流行ったといわれるギャグなどが頭の中にしっかり残っている。

「てなもんや三度笠」では、珍念役の白木みのるさんが幼いながら印象的だった。てっきり子どもだとも思っていたし。

僕はその白木さんに一度だけ(いや2度だったか?)お会いしたことがある。以前から書くように、イベント・プロデュース業に携わっている頃の仕事は多岐に渡っていた。もともとクラシック・コンサートに関わりたいと思って入った会社だったが、当然クラシック音楽専属とはいかず、歌謡ショーに始まり、ジャズ・コンサート、ボサノヴァ、タンゴ、ロック音楽など様々なジャンルの音楽イベントに関わらせてもらった。もちろん博覧会や絵画展、あるいは地方都市の式典、講演会などいわゆるイベントと名のつく大抵のものが仕事になったのだが。

一発屋

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今週末、いよいよ愛知とし子「ロシアン・ファンタジー」が開催される。ロシアの錚々たる作曲家の名曲が目白押しのコンサートだが、何といっても作家でカウンセラーでもある晴香葉子さんとのコラボが聴きものである。その晴香葉子さんNPO法人ザ・シチズンズ・カレッジ第103期講座に登壇されるということで早速お伺いした。会場は大手町のKDDIホール。

「願いが叶う4つの贈り物~豊かな人生を創造する秘訣~」というテーマで90分間の講演。ポジティブ心理学の第一人者として活躍されているということだが、この「ポジティブ心理学」が僕の仕事に役に立つのではなかろうかと直感的に感じ、どうしてもお話を聴いてみたいと思ったのである。結論、とても勉強になった。

4つの贈り物とは下記の通り。
①1日を良い瞬間でいっぱいにする。(写真やグッズも効果的。ポジティブな瞬間を携帯)
②心を強くする100の幸せ。(当たり前の100の幸せを知ること)
③好きなこと、向いていることをしている瞬間を増やすこと。
④勝手に素敵でいること。(楽観性、魅力を知っていること、テーマを持っていること)
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所蔵のVTRテープをDVD化する作業をしていることは前にも書いた。録り貯めた200本を超すテープをひとつずつ確認しながらのダビング作業は相当の根気が要る。とはいえ、これまでちきんと観ていなかったものだから、時に映像に釘付けになりながら鑑賞する作品はそれぞれ興味深い。

いつ録画したのか記憶は定かでないが、映像に出てくるロストロポーヴィチが75歳だから2002年ごろのものだろう、確かNHKで放映された「わが人生はドン・キホーテ~巨匠ロストロポーヴィチ『最後』のリハーサル」を観た。

ロストロと小澤征爾によるリヒャルト・シュトラウスの交響詩「ドン・キホーテ」を軸に、リハーサル風景とインタビューをもとにした深い内容をもつ番組である。セルバンテスの「ドン・キホーテ」はラ・マンチャの村に住む妄想癖の男を主人公にした騎士物語であり、シュトラウスは従者サンチョ・パンサとの喧嘩や空想の恋人ドルネシアとの逢瀬を見事に音楽化している。

考え事

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さて一休み、といきたいところだが、宿題がいろいろとある。明日は早朝にリソウル株式会社主催の「朝キャリア実践会」で小1時間ほど講師をした後、午後から株式会社ピグマ主催の「人間力オープンセミナー」ゆえ、何かと考えることがある。基本的には積み上げてきたものをアウトプットすることが前提なので特に準備する必要もないのだが、ある程度流れは決めておかないと土壇場で二進も三進もいかなくなるから。

4月にエミング協会主催の「人間力セミナー(仮称)」で講師をすることが決定しているが、そのエミング協会から、2月に全4回の「体験ワークショップ"クスクス"」が開かれるということで、アイスブレイク的な体験ゲームができないか考えてほしいという依頼があったちょっと考えてみたが、何せ15分程度の実習ということである。うーん、難問だ・・・。

それと週末の「早わかりクラシック音楽講座」に向けての資料作り。講座をスタートしてからまる3年が経過するのだが、お陰で音楽を様々な側面から勉強できる。僕が知らなかったこと、あるいはこれまで興味をもって聴いてこなかった音楽、などなど知識が増える。爽快だ。
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いつの頃からか日本でも正月といえばウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートが定番になった。少なくともクラシック音楽愛好家だけでなく一般に知られるようになったのはCD時代になり、毎年超スピードで実況録音が音盤でリリースされるようになってからだろう。今年の指揮台には一昨年に引き続き、老巨匠ジョルジュ・プレートルが立った。ウィンナ・ワルツを好んで聴く習慣がない僕は元旦にテレビの前に陣取ってこの衛星放送に釘付けになることはない。よって2010年の演奏会についても観ていない。しかしながら、早々とCDショップで流れるプレートルのウィーン音楽を聴きながら、たまには「ニューイヤー」を真面目に聴いてみるのもいいかもしれないと思った。

僕が初めてニューイヤー・コンサートを観たのは1980年にロリン・マゼールが初めて棒を振ったときである。この時マゼールは数ヶ国語でテレビ・カメラに向かって「あけましておめでとう!」という言葉を投げかけたと記憶する。楽友協会大ホールの様子がオンタイムで観られる、そのことに感動したことが昨日のようだ。以後数年間は毎年マゼールが指揮を担った。87年のカラヤンの登場以降毎年指揮者が特別に選ばれるようになるのだが、やっぱりカルロス・クライバーのたった2回の指揮姿が僕にとっては鮮烈な印象だった(キャスリーン・バトルと協演したカラヤン盤とクライバーの2種の録音は宝物である)。

ロシア音楽の饗宴

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ハードディスクがいかれてしまったデスクトップPCを処分することにした。結局FTPを通じて「トロイの木馬」に感染していたようで、不要になったデータが多く、しかも特に重要なデータがあったわけでもないのでお釈迦にした。お陰でデスク周りがすっきり。本格的な「新」の始まりの予感がする。

夕食時、たまたまテレビをつけたらNHKの「クローズアップ現代」で野菜工場の特集が放映されていた。最新テクノロジーを駆使して野菜を育てる工場が新ビジネスとして注目を浴びているらしい。確かに遊休地の活用や雇用拡大などプラスになる側面もあるものの、土に触れず、しかも太陽光線すら浴びずに育てられた野菜ってどうなんだろう?農薬を使わないという意味での安全性が売りのようだが、自然の中で育っていないこれらはまるでブロイラーのように思えてならない。そう、人間が食糧にするためだけに作られている「エゴ」の産物のようではないか。

開拓者

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マリインスキー歌劇場管弦楽団の強烈な響きが頭から抜けない。1日経ち、あらためてその肺腑を抉るような音響効果、衝撃波がリアルに思い出される。ワレリー・ゲルギエフはサンクト・ペテルブルクの「開拓者」である。若い頃、ムラヴィンスキーの薫陶を受け、生み出す音楽の表面も内容も師とはまったく相反する別物にもかかわらず、オーケストラを縦横無尽に統率し、聴衆を熱狂させる音楽を創出するという意味では同質の何かを感じる。
そういえば、2月の「愛知とし子presentsロシアン・ファンタジー」では晴香葉子さんとのコラボレートで「ロシア音楽×ロシア文学」というテーマで深みのある舞台が披露される予定だが、確かにドストエフスキーもムソルグスキーもサンクト・ペテルブルクでほぼ同時期に活躍した芸術家であることを考えると、このかつて栄華を極めたロマノフ王朝の帝都がありえないほど深遠で信じ難いエネルギーに満ちていたのだということをあらためて知らしめてくれそうで期待に胸が膨らむ。それに何より昨日のコンサートでサンクト・ペテルブルクのパワーを目の当たりにできたことが何よりの収穫。10年前、夏休みにサンクト・ペテルブルクを旅する計画を立て、チケットまで揃えたものの、事情により急遽頓挫したことを思い出した。結局この都を訪れず仕舞いだ。嗚呼行ってみたい・・・。

ロメオとジュリエット

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ゆうたろうが空き巣とカード詐欺で300万円の被害に遭ったというニュースを読んで、10年前のある忌々しい事件を思い出した。ピッキングにより自動車から通帳を盗まれ、まんまと60万円近くを引き出され、後日某F銀行に抗議に出向くが、まったく相手にしてもらえず泣き寝入りしたという事件。

1998年6月4日。その日の夜、サントリーホールにて朝比奈隆指揮新日本フィルハーモニー交響楽団の2度目のツィクルスにてベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付」を聴く。圧倒的な名演奏に酔いしれ、良い気分で帰途につき、車を路上パーキングに止め、広尾の日本食屋に入った。おそらく1時間半ほどの滞在だったか。車に戻り、普通に帰宅。実はその時既にピッキングに遭っていたのだが、全く気づかず、その後1週間近く経ってからから通帳の紛失を知ることになるのである。

2010年3月

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