管弦楽曲の最近のブログ記事

ワーグナーの「力」

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明日の「早わかりクラシック音楽講座」に備えて、採り上げるべき楽曲をどうするか決めようと音盤をとっかえひっかえ聴いてみた。ホルストの生涯を振り返るとき、若き日の彼がワーグナーの楽劇「神々の黄昏」に触れ、衝撃を受けたこと、そしてバッハの「ロ短調ミサ曲」の実演を聴いた時にはそれまで感じたことのない感銘を受けたことが音楽家としての大きな分岐点になり、その後しばらくはワーグナーの呪縛から逃れられないままこの大作曲家の影響下に楽曲を創造したことが、一方でホルストという作曲家の行く末を決定したことがよく見えて面白い。ホルストに限らず、19世紀末から20世紀前半にかけて、ヨーロッパの作曲家の多くはこの誇大妄想癖の変人音楽家の影響をもろに受けた。それくらいに巨大で、しかも人間の喜怒哀楽のあらゆる感情、そう聖なるものも俗なるものもすべて含んだ音楽作品を世に問うたワーグナーの「力」は途轍もないものなのである。それは、おそらく21世紀の今の時代になっても、バイロイトの内側で様々な問題が起こっていることを考えるにつけ、ワーグナーのもつ「見えない」力は依然として衰えていないことにもつながりそうだ。彼の「毒」は音楽に限ったことではない。

夜想曲

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まる一日大学の講義。渋谷にある某大学での2限、3限の講義の後、千葉の津田沼に向かい、これまたとある大学で90分の授業。いろんな学生がいる。平成生まれのスター・チャイルド君たちのことは到底理解できないかな、などと思いながら始めた講座だが、基本的に皆素直。言うことはきちんと聞くし、時折ざわつくことはあっても、そこはまだ18歳の少年少女たち。今のうちから就職や人生のことを考えておくことの重要性を説くと、表立っては積極的に感情・思考を表現しないものの、授業後のアンケートなどを読むとやっぱりよかったというコメントをいただけるのだからありがたい。

千葉では新3年生を対象に、就活前にインターンシップに参加することの大切さをプレゼンテーションしてきたが、活動の大変さを皆自覚しているのかはっきり眼の色が違う。ともかく他人事ではなく、納得のゆく就職をしたいと思っている学生が多いようだ。

タグラグビー

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墨田区総合体育館で久しぶりに汗を流した。球技などいつ以来だろう・・・。多分大学時代が最後だからかれこれ30年近く前のことになる。基本的に運動音痴な僕は、スポーツというものをできるだけ避けてきた。要は負けるとわかっている勝負は最初からしないと決めているのである。

子どもの時から「苦手なこと」からは逃げる癖があった。中学生の時、部活が必修で、本当はやりたくないのだが、仕方なく陸上部とやらに入ることになった。ボールを使ってゲームをするというスポーツほど僕にとって苦痛なことはなかったから、ただ走るくらいなら何とかなるだろうと思ってのことだったが、甘かった。とにかく規律に則って練習したり、訓練したりというプログラムが僕向きじゃなかったんだと今になって思う。

基本的にマイペースなせいかチームや組織で何かを協同で成し遂げるということが嫌いだった。そういう人間がチームワークや共生をテーマにセミナー・研修をやっているのだから世の中不思議なものである。
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朝早く、起きぬけにモーツァルトの音楽はとてもしっくりくる。「しっくり」というのは曖昧な表現だが、ともかく「ひらめき」を与えてくれる促進剤になるのである。
昔、K.331のソナタに初めて出会った頃、飽きるまで繰り返し何度も聴いた。そのうち自分で弾いてみたくなり、楽譜を買って自己流で鍵盤をなぞりながらせめて主題くらいはという想いで随分練習した。10代の頃の体感的記憶というのは30年を経過しても忘れないものなのだろう、今でも指の動きくらいはしっかり頭の中に入っているのだから我ながら大したものである。

つい先日、盛岡に発つ日の朝は東京も雪混じりで、凍えるほど寒かった。そんな日でも欠かさずチベット体操はするのだが、ふと前述のソナタのテーマが思い浮かび、何となくそのまま音盤を引っ張り出してくるのは能がないかとも思い、マックス・レーガーがこのテーマを主題にして書いた変奏曲があることを思い出し、微かな音で聴きながら身体を動かした。
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フェザント山中湖での新人研修の朝はラジオ体操で始まる。
ラジオ体操に参加したのはいつ以来だろう。人間の体感的記憶というものはすごいもので、一度あの音楽がかかると自然に身体が動き、滞りなく「第1」を終えることができた。意識の奥底に浸透しているのだろう、子どもの頃からの刷り込みというのはたいしたものである。

2日目は、各社の代表がメインになっての「クレド」、いわゆる「企業理念」や「ビジョン」、「行動指針」を理解するためのワークを中心に進められた。わずか数時間の作業に過ぎないが、このワークが社員ひとりひとりがひとつになってステイクホルダーを意識し、健全な企業活動をするためにとても重要な要素であることがわかる。

目標を明確にすることって大事だ。大小を問わず組織になると、心がひとつにならないと乱れが生じる。新しく入った若者たちの意識をひとつにするのに企業の社長や幹部は躍起になる。

寒い日にシベリウスを

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ゴールデンウィークに東銀座のain-soph3階のルームにて1dayスペシャル・セミナーの開催を計画している。通常のセミナーとはまた違った切り口で、というよりそのダイジェスト版という意味合いも含め、「共感」、「受容」、「癒し」などをテーマにプログラムを組む予定である。

3月末とは思えないほど寒い。静岡では積雪があったそうだし、わが実家の滋賀県でも降雪があるとのこと。こういう異常気象は地球の悲鳴ととらえてよいのだろうが、それにしてもこれだけ温度差が激しいと風邪をひいてしまう人たちも多いようだ。今夜も1件アポイントがあったが、先方が風邪をひいたらしく予定が流れた。

基本的に子どものころから僕は丈夫である。これまで大病の経験もないし、滅多に風邪をひくこともない。それに、基本的にひとりで仕事をやっていると簡単に寝込むわけにはいかないので、少なくとも健康だけには相応の気を遣うようにしているというのが大きいかもしれない。チベット体操もそれゆえだし、暴飲暴食をしないというのもそのため、きちんと睡眠をとるということも然り。

ピンと共生

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「新しいこと」を始めるには早い方が良い。と同時に、どうせやるなら迅速に、である。
革新的な人間の思考は、なかなか一般的に認められないというのが世の常。それでもめげずに自身の「軸」、「ベクトル」を信じて動く者には、いうなれば「神の恩寵」がついている(気がする)。

会社を設立して今日で丸1年になる。世の中の不景気加減と連動しているかのように、なかなか大変な1年だった(苦笑)。とはいえ、未来は常に明るいと信じている僕にとっては、多少の「壁」や「苦悩」がないと成長度合いが軽減するので、ひょっとすると今ぐらいがちょうどいいのかもしれないとも思えている。

新たな1年に向けて、イメージがどんどん拡がる。成功するも失敗するも自分の「意思」と「イメージ」次第。現実的にしっかりと地に足をつけて先を見据えながら着実に歩を進めていけば大丈夫だろう。たとえ「牛歩」であれ、一歩一歩である。

僕が考える「これからの未来を担う人材像」は、ピンで生きていけるスキルセット及びマインドセットを持ちながら、組織の中でもチームワークを重視し、「共生」できるという人である。「ピン」と「共生」とは一見矛盾しているように見えるが、実は表裏一体。というのも、人間はいつまで経っても完璧にはなれない存在であり、互いに補填し合いながらひとつのものを完成していくものだと思うからだ。その人間関係の中に、成長の種があり、また「ひとつになる」醍醐味があるのである。
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全てが決して順調とはいえないが、順調じゃないことが順調なんだとここのところ心底思えるようになった。昨日も会社を辞め、転職活動をしている若者と話したのだが、最高の営業成績をあげておきながら、とある問題が発生して異動になり、その後は(本人曰く)まともな仕事に就けてもらえず、成績も散々だったと嘆くのだが、そういう経験をしなければいけない時期だったんだからそれはありがたいことだと感謝した方が良いよとアドバイスした。

当たり前のことだが、時間のつながりには「途切れ」がない。昨日があって今日があり、今日があって明日がある。「今」起きていることは、良いことであれ悪いことであれ、必ず過去にその種を自分が蒔いているんだということに気づけば途端に楽になる。一見それがどんなに「許せない」、あるいは「残念な」状況であったにしても、そこから学んでいること、吸収していることは必ずあるわけで、そういう経験をしたから今ここでこういう出会いを持ち、こういう経験ができているんだということなのだから、そのことを決して忘れちゃいけない。人間というもの、「感謝」という言葉を忘れたときに何だか警告のように壁にぶち当たるものなのかな。

山本譲二とレオノーレ

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藤田まことさんが亡くなった。
藤田さんといえば時代劇「必殺仕事人」シリーズで有名だが、年配の方々は彼の出世作になった「てなもんや三度笠」に一層懐かしさを覚えるのじゃないだろうか。僕の場合、いまだ物心つかない乳飲み子あたりの時代だからオンタイムの記憶は完全に欠けているが、その後のテレビの特番などで何度も観ることで、「当たり前田のクラッカー」など当時流行ったといわれるギャグなどが頭の中にしっかり残っている。

「てなもんや三度笠」では、珍念役の白木みのるさんが幼いながら印象的だった。てっきり子どもだとも思っていたし。

僕はその白木さんに一度だけ(いや2度だったか?)お会いしたことがある。以前から書くように、イベント・プロデュース業に携わっている頃の仕事は多岐に渡っていた。もともとクラシック・コンサートに関わりたいと思って入った会社だったが、当然クラシック音楽専属とはいかず、歌謡ショーに始まり、ジャズ・コンサート、ボサノヴァ、タンゴ、ロック音楽など様々なジャンルの音楽イベントに関わらせてもらった。もちろん博覧会や絵画展、あるいは地方都市の式典、講演会などいわゆるイベントと名のつく大抵のものが仕事になったのだが。

一発屋

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今週末、いよいよ愛知とし子「ロシアン・ファンタジー」が開催される。ロシアの錚々たる作曲家の名曲が目白押しのコンサートだが、何といっても作家でカウンセラーでもある晴香葉子さんとのコラボが聴きものである。その晴香葉子さんNPO法人ザ・シチズンズ・カレッジ第103期講座に登壇されるということで早速お伺いした。会場は大手町のKDDIホール。

「願いが叶う4つの贈り物~豊かな人生を創造する秘訣~」というテーマで90分間の講演。ポジティブ心理学の第一人者として活躍されているということだが、この「ポジティブ心理学」が僕の仕事に役に立つのではなかろうかと直感的に感じ、どうしてもお話を聴いてみたいと思ったのである。結論、とても勉強になった。

4つの贈り物とは下記の通り。
①1日を良い瞬間でいっぱいにする。(写真やグッズも効果的。ポジティブな瞬間を携帯)
②心を強くする100の幸せ。(当たり前の100の幸せを知ること)
③好きなこと、向いていることをしている瞬間を増やすこと。
④勝手に素敵でいること。(楽観性、魅力を知っていること、テーマを持っていること)

2010年7月

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