新木真理子アフタヌーン・コンサート。5年の歳月をかけて練り上げる予定の「ロシア・チェロ・ソナタ・リサイタル(勝手に僕がつけました)」の手慣らしとして、まずはショスタコーヴィチのソナタをメイン・プログラムに据えたマチネである。
・J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調BWV1012
休憩
・バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
・ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタニ短調作品40
アンコール~ラフマニノフ:ヴォカリーズ
新木真理子(チェロ)
愛知とし子(ピアノ)
スタジオ・ヴィルトゥオージ(新大久保)
演奏者本人はどうやら納得いかない様子だったが、ショスタコーヴィチは真によかった。技術的に問題になる箇所はあったのだろうが、いわゆる「プラウダ」批判を受ける前後に書かれた名曲だけに、当時の作曲者の「安定」とも「不安定」とも判じ難い状態が手に取るように「わかる」演奏だったと僕は思う。そう、心の揺れ、微妙な軸のぶれ、それこそが若きショスタコーヴィチの「心」であり、「ありのまま」の姿なんじゃないかと共感できた。心のこもった贈りもの、そんなニュアンスの名演奏だったと断言する(緊張のあまり、第3楽章で本来つけるべき弱音器を付け忘れてしまったらしいが、そのあたりはご愛嬌である)。
・J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調BWV1012
休憩
・バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
・ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタニ短調作品40
アンコール~ラフマニノフ:ヴォカリーズ
新木真理子(チェロ)
愛知とし子(ピアノ)
スタジオ・ヴィルトゥオージ(新大久保)
演奏者本人はどうやら納得いかない様子だったが、ショスタコーヴィチは真によかった。技術的に問題になる箇所はあったのだろうが、いわゆる「プラウダ」批判を受ける前後に書かれた名曲だけに、当時の作曲者の「安定」とも「不安定」とも判じ難い状態が手に取るように「わかる」演奏だったと僕は思う。そう、心の揺れ、微妙な軸のぶれ、それこそが若きショスタコーヴィチの「心」であり、「ありのまま」の姿なんじゃないかと共感できた。心のこもった贈りもの、そんなニュアンスの名演奏だったと断言する(緊張のあまり、第3楽章で本来つけるべき弱音器を付け忘れてしまったらしいが、そのあたりはご愛嬌である)。
続きを読む: 心のこもったもの


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