■内容
第1部 ・ 講座のコンセプト ・ 音楽史の俯瞰
第2部 ・ 音楽の形式について(ソナタ形式とは?)
第3部 ・ ピアノ生演奏(Piano : 愛知 とし子) -お茶とお菓子付- ・ 質疑応答
第1部
□講座のコンセプト
音楽にジャンルはない!とにかく好きな音楽を見つけること!
ただし、あくまで「クラシック音楽講座」なので、クラシックに絞る。
かつ、ベートーヴェンを軸にそれ以前の「バロック」からそれ以後の「ロマン派」までを基本的に取りあげる、ということを簡単に紹介。
□音楽史の俯瞰
実際にCDを聞きながら中世の教会音楽(ジョン・ダンスタブル)から現代音楽(ルチアーノ・ベリオ)までを俯瞰。
数百年のクラシック音楽の歴史を大まかに捉える。
①ジョン・ダンスタブル:御身は何と美しきことか
②ルチアーノ・ベリオ:シンフォニア(8つの声と管弦楽のための)~第1楽章
③J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番~第1楽章
④モーツァルト:交響曲第40番~第1楽章
⑤メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲~第1楽章途中まで
⑥ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」第3幕~ワルキューレの騎行
第2部
□音楽の形式について(ソナタ形式とは?)
古典派の最も一般的な形式である「ソナタ形式」についてわかりやすく講義。
音楽を聴いて感じるだけでなく、形式を把握することで理論的にも理解しやすくなることを強調。
①モーツァルト:交響曲第40番~第1楽章
ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団
レナード・バーンスタイン指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
・・・2種類を「形式」の説明を説きながら聴く。
②ベートーヴェン:交響曲第5番~第1楽章
カルロス・クライバー指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
・・・ベートーヴェンの革新性を説きながら「形式」について講義
第3部
□ピアノ生演奏(Piano:愛知 とし子) -お茶とお菓子付-
①モーツァルト:ピアノ・ソナタ第15番K.545~第1楽章 〈三部形式〉
・・・第1部&第2部で話題になった「形式」の理解を深める。〈ソナタ形式〉
②ショパン:幻想即興曲 〈変奏曲形式〉
③「ああ、お母さん、あなたに申しましょう」による12の変奏曲K.265(きらきら星変奏曲)
□質疑応答