「宇宿允人の世界~チャイコフスキー」
☆コンサート
「宇宿允人の世界」~チャイコフスキーを聴いた。「早わかり古典音楽講座」の一環で総勢10名での宇宿詣。
□ 日 時:8月30日(木) 18:30開場、19:00開演、21:30終了
□ 会 場:東京芸術劇場大ホール(池袋)
□ 演 奏:宇宿允人指揮フロイデ・フィルハーモニー
□ プログラム:チャイコフスキー
①幻想序曲「ロメオとジュリエット」
②バレエ音楽「白鳥の湖」作品20~
・情景・ワルツ・白鳥たちの踊り・情景・チャルダーシュ・第4幕フィナーレ
③交響曲第5番ホ短調作品64
定刻より10分ほど遅れての開演。1曲目の「ロメオとジュリエット」は久しぶりに聴いた曲。確かにチャイコフスキーらしい曲だが、少々冗長に感じる。オケは健闘。2曲目は「白鳥の湖」からの抜粋。合計6曲をやったのだが、これだけチャイコ漬けにされると僕などは若干食傷気味になるのも確か。チャルダーシュでのハープ・ソロの箇所は危なげで聴いてる我々もちょっとドキドキ。でも、有名曲揃いなので一緒に行った連中は皆喜んでくれたようで何よりです。
25分という長い休憩を挟んで後半の開演は20:30過ぎ。
いよいよメイン・プログラムの交響曲第5番。相当期待してました。
全曲で50分ほどかかっているので遅め。かつ、テンポの伸縮があちこちで散見され、独特のバランス感など宇宿節全開の名演。第2楽章のホルン・ソロも危なげなくほっと一安心。オケも大健闘です。終演後の大拍手はかなりのもの。通常は必ずアンコールが演られるのだが、今日は第5交響曲が終わったのが21:30過ぎ。22:00には撤収しなければならないのでアンコールはなしというという宇宿氏のごめんなさいコメントで無事終了しました。
その後は、いつものように宴会になだれ込みわきあいあいと歓談。楽しかったです。
やはり、音楽は生を聴かないとだめですね。