株式会社アールシーコア クラシック音楽講座 2014/9/19(Fri)

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クラシック音楽講座

≪ 「守破離と断捨離」苦悩を乗り越え傑作の森へ~ベートーヴェン交響曲第5番 ≫
第1部:挑戦と革新について、ベートーヴェンのこと、第5交響曲のこと
第2部:交響曲第5番を視聴する

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第1部
□挑戦と革新について、ベートーヴェンのこと、第5交響曲のこと
まずはベートーヴェンのモットーである「苦悩から解放へ」をテーマに、いかに彼が革新と挑戦を大事にしたかについてお話しさせていただきました。その上で、彼が生れ持っての天才では決してなく、幼少の頃から途轍もない努力があり、そして数多の師匠についたことも。そう、彼の内にもいわゆる「守破離」というものがあったのだろうと想像するのです。そうやって自らの型を探り当てたこの人こそまさに「楽聖」だったわけです。
第5交響曲ではどんな「革新」を起こしたのか?そして、そもそもベートーヴェンの生い立ちはどうなのか?さらには「ハイリゲンシュタットの遺書」と呼ばれる危機を彼はどう乗り越えたのか?などについて解説し、演奏の鑑賞に入りました。

第2部
□交響曲第5番を視聴する
重厚で崇高なクレンペラー晩年の映像。

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①オットー・クレンペラー指揮ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1970年)

皆さ、そのあまりの凄さに言葉が出ない様子でした。比較の意味を兼ねてもう1枚、終楽章だけを。

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②クリスティアン・ティーレマン指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

こちらも怒涛のような激しい演奏です。現代的ですね。これはこれで面白く、指揮者による解釈の違いがこうもあるのかと驚かれていました。
最後に、とはいえベートーヴェンも人間であり、俗物だったということも付け加え。

次回はラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。ロシア・ロマンティシズム溢れる屈指の名作です。