「早わかりクラシック音楽入門講座」
≪ モーツァルト歌劇「ドン・ジョヴァンニ」K.527 ≫
第1部:晩年のモーツァルト、「ドン・ジョヴァンニ」の背景、第1幕抜粋
第2部:第2幕抜粋
※使用テキスト
・「クラシックの作曲家たち(萩谷由喜子著)」(ヤマハミュージックメディア)
・あらすじで読む名作オペラ50(世界文化社)
第1部
□晩年のモーツァルト、「ドン・ジョヴァンニ」の背景、第1幕抜粋
最晩年のモーツァルトの絶頂とどん底を簡単に解説後、「ドン・ジョヴァンニ」について少々。
経済的困窮の中、不屈の精神で不滅の作品群を生み出したモーツァルトの天才に焦点をあてました。
まずは、1954年のザルツブルク音楽祭からフルトヴェングラーの記録。序曲のみを。
①歌劇「ドン・ジョヴァンニ」K.527~序曲
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
死の3ヶ月前の姿はやはり神々しいのです。
そして、カラヤンの1987年のザルツブルク・ライブを。
②歌劇「ドン・ジョヴァンニ」K.527
サミュエル・レイミー(ドン・ジョヴァンニ、バリトン)
アンナ・トモワ=シントウ(ドンナ・アンナ、ソプラノ)
ユリア・ヴァラディ(ドンナ・エルヴィーラ、ソプラノ)
キャスリーン・バトル(ツェルリーナ、ソプラノ)ほか
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1987Live)
第1幕はドン・ジョヴァンニの放蕩ぶり、ドンナ・アンナ及びドンナ・エルヴィーラの燃え上がる復讐心がテーマ。
第2部
□第2幕後半抜粋
相変わらずのエルヴィーラの片思いと苦悶と。そしてやっぱり軽薄なドン・ジョヴァンニが騎士長の亡霊に引っ張られて地獄落ちする場面の壮絶さといったら。
次回はロドリーゴの「アランフェス協奏曲」を中心に。
ありがとうございます。