「早わかりクラシック音楽入門講座」
内容
≪ プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」 ≫
第1部:プッチーニとオペラ、第1幕&第2幕(抜粋)鑑賞
第2部:第3幕鑑賞
※使用テキスト「オヤジのためのクラシック音楽入門(帯金充利著)」(新泉社)
第1部
□プッチーニとオペラ、第1幕&第2幕(抜粋)鑑賞
できるだけオペラ全曲を観ていただこうと、今回は解説を10分強にとどめ、第2幕の前半部分だけを省略し、「トゥーランドット」の世界を堪能いただきました。
「マノン・レスコー」によってオペラ作曲家の地位を確立し、その後も「ボエーム」、「トスカ」、「蝶々夫人」などヒット作を立て続けに生み出したプッチーニの天才。その最後の作であり、また未完となった「トゥーランドット」。この凄惨でありながら最後は愛によって救われるというドラマをアレーナ・ディ・ヴェローナの大スペクタクルで観る醍醐味。
ご参加いただいた方々にも喜んでいただけたようです。
作曲背景の解説を少しして、早速第1幕及び第2幕後半、トゥーランドットのアリアのシーン以降を鑑賞しました。
プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」
マリア・グレギーナ(トゥーランドット)
カルロ・ポージ(皇帝アルトゥム)
ルイス=オクタヴィオ・ファリア(ティムール)
サルヴァトーレ・リチートラ(カラフ)
タマール・イヴェーリ(リュウ)
レオナルド・ロペス・リナレス(ピン)
ジャンルカ・ボッキーノ(ポン)
サヴェーリオ・フィオーレ(パン)
ジュリアーノ・ペリツォン(役人)
ジュリアーノ・カレッラ指揮アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団、合唱団、バレエ団
フランコ・ゼッフィレッリ(演出・舞台装置)(2010.8Live)
□第3幕鑑賞
休憩後、第3幕。リチートラによるカラフのアリア「誰も寝てはならぬ」は本当に圧倒的です。映像の中でもアンコールされ繰り返されます。
前回の「魔笛」同様、大画面と大音響で観るオペラは最高です。
次回は20世紀音楽に挑戦。ベルクのヴァイオリン協奏曲です。