「早わかりクラシック音楽入門講座」
内容
≪ モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚K.492」 ≫
第1部:ウィーン時代のモーツァルト、「フィガロの結婚」作曲の背景、第1幕&第2幕抜粋鑑賞
第2部:第3幕抜粋&第4幕鑑賞
※使用テキスト「これきから聴きはじめる人のクラシック超入門(野沢龍介監修)」(河出書房新社)
第1部
□ウィーン時代のモーツァルト、「フィガロの結婚」作曲の背景、第1幕&第2幕抜粋鑑賞
今回はオペラを採り上げました。
まずは、ウィーン時代のモーツァルトのこと、そして「フィガロの結婚」作曲の背景、簡単な登場人物相関図、あらすじを紹介し、早々と映像鑑賞に入りました。
第1幕は全曲、第2幕は冒頭からケルビーノの有名なアリエッタ「恋とはどんなものなのか」までを鑑賞しました。
①モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」K492
アーウィン・シュロット(フィガロ)
ミア・パーション(スザンナ)
ジェラルド・フィンリー(アルマヴィーヴァ伯爵)
ドロテア・レッシュマン(アルマヴィーヴァ伯爵夫人)
ケルビーノ(リナート・シャハム)
グラシエラ・アラヤ(マルチェリーナ)
ジョナサン・ヴェイラ(バルトロ)
フィリップ・ラングリッジ(バジーリオ)
アントニオ・パッパーノ指揮ロイヤル・オペラハウス管弦楽団&合唱団
演出:デイヴィッド・マクヴィカー(2006.2.10,13&17Live)
途中5分ほど休憩。
ここで第1期からご参加いただいているある受講生から先日池袋で「フィガロ」の舞台を観て、とても良かったというお話がありました。とはいえ、今回の方がより細部がわかって良いというお話も・・・(笑)。なるほど、手軽に映像で愉める良い時代です。
第2部
□第3幕抜粋&第4幕鑑賞
第18番六重唱「母を認めておくれ」からスザンナと伯爵夫人による第20番二重唱「そよ風によせる」までを観た後、第4幕を全曲通して鑑賞しました。
このオペラ・ブッファはわずか1日の出来事が面白おかしく書かれていますが、人気の秘密は何よりモーツァルトの音楽の力の大きさによるのだとあらためて確信できた良い機会でした。
次回はベートーヴェンの第9交響曲です。