春到来

おはようございます。
すべての社会、人の世、家庭、職業、資本主義、社会主義、共産主義では、ポジティブ思考こそが「善」で、ネガティブ思考は「諸悪の根源」「禁忌事項」が「常識の中の常識の中の常識」ですよね。私も、家庭でも仕事でも、一貫してそう振る舞い、教育され、指導してきました。第一、私のような一般人は、ネガティブなことを考えている余裕なんて、普段はなかなかありません。周りが考えさせてもくれません（仮に、家族に病人がいたりする環境になったりすれば尚更そうなのでは･･･、自分のせいで周囲を暗くするわけにはいきませんよね）。
「モーツァルトの作品の多くは、生計を立てるために注文を受けて書かれたものである。モーツァルトの時代に限らず、何世紀もの間、藝術家は教皇や権力者などのパトロンに仕えることで生計を立てていた。18世紀になってからはパトロンから市場に移ることが徐々に可能になっていく。子供の頃から各地を巡業した理由のひとつが就職活動であり、ベートーヴェンのようにフリーランスとして生きていくことは非常に困難な時代であった。従って、モーツァルトの作品はその時代に要求された内容であり、たとえば長調の曲が多いのはそれだけ当時はその注文が多かったことの証でもある。実際、父の死後は依頼者のない作品が生まれている。これは、聴衆の嗜好に配慮せよとの父親による規制が無くなったため、モーツァルト自身の目指す音楽に向かうことが可能になったからである。交響曲などがそれに当たる」･･････ウィキペディア『ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト』の項より
http://classic.opus-3.net/blog/cat29/post-374/#comments
だとすると、ネガティブな、後ろ向きな、短調なことを考える余裕がある人は、最高に幸せで贅沢な人なのではないかと、うららかな春の休日に、新居への引っ越しで新品のオーディオをセットしながら、ふと考えました。
http://www.youtube.com/watch?v=fjiUq6ZcfSA

＞雅之様
おはようございます。
すべてはポジティブをネガティブもないですよね。やっぱり表裏であり、全部を包括するところに「生きる」ってことがあるんだと思います。
＞ネガティブな、後ろ向きな、短調なことを考える余裕がある人は、最高に幸せで贅沢な人なのではないか
確かに！おっしゃるとおりかもしれません。
ところで、新品のオーディオ、いいですねぇ。さぞかし良い音がするんでしょうね。