かつて剛腕で鳴らした元大リーガーの伊良部秀輝氏が自殺したとのこと。
40代前半での死は各方面に衝撃を与えているようだが、真相ははっきりしないものの、どうやら野球を辞めた後の仕事や人生について悩みを抱えていたということ。野球界という厳しい世界でそれなりの実績を挙げながら、やはり若いうちに引退に追い込まれるとついつい未来への不安でいっぱいになるのだろうか。
誰か相談に乗ってくれる相手はいなかったのか?友人であれ家族であれ、心を開いて本心を語り合う「仲間」がいたらば、そんな結末には至らなかったのではないのか、などと考えてしまう。
人間にとって最大の拷問は「孤独」であるというが、大リーグ時代にオーナーと一悶着あったりと、球場外の話題をいろいろと振り撒いていたように、本業の野球のスキルはともかくとして、人間関係をスムーズに構築する技量に少し欠けていたのかな・・・?(本人には会ったこともお話ししたこともないのであくまで勝手な推測に過ぎないけれど)
先日のなでしこジャパンのW杯優勝の時にも思ったが、スポーツであれ、一般の仕事であれ、あるいはプライベートの関係であれ、どんなシチュエーションでもすべてに大事なのがチームワークということ。役割を分担し、臨機応変に攻めたり守ったり。そして互いが互いをサポート、フォローするために声を掛け合ったり。人間だから時にエゴをむき出しにするのは仕方がないにしても、根底に流れるものは「信頼」。その「信頼」の絆が揺らぐときに小さなことをきっかけにして大きな事件に発展してしまうことも多々ある。
ちなみに、僕が思うに「孤独感」を回避する方法は2つ。ひとつは当然ながら、身の回りの大事な人と本音のコミュニケーションを通じ、互いに受け入れ合うこと。そして、もうひとつは自分の殻に入り込まないで、自身を客観視できるポイント(大局的に)を見出すこと。何十年という長い人生の中での何日、何ヶ月というわずかな時間に囚われるのではなく、もっと大きく流れをつかんでみること。ただし、大きな条件ひとつ。精神的物質的に自立していること。
何だかふと聴きたくなった音盤・・・。音楽ってやっぱり素晴らしい!最高!!
“DOWN TOWN”(詞:伊藤銀次 曲:山下達郎)
僕らの世代には、30年前のEpoのバージョンが頭の片隅に残るだろう、でも、ここはオリジナル!
明日は第3回「天職発見講座」である。テーマは「転職を成功に導く3つの鍵」。ひょっとしてとても多くの人が「どんな仕事をしたいのか?」「何をしたいのか?」「何をすればいいのか?」と悩んでいるのでは・・・、伊良部氏の死の原因を知り、あらためてそんなことを思った次第。僕の根底に流れる思い、生きがいというのはこの20年変わっていない。「人を助けたい」、抽象的な言い方だが、時に自分自身を犠牲にしてもずっとそれを追ってきたように思う。かっこつけではない。ここ数年、数ヶ月、本当にそれに邁進してきたのだろうかと自問自答、少しばかり反省した。ひとりでも多くの方に「やりがい、生きがい」を見つけていただくために頑張る。
おはようございます。
70年代って、ホント懐かしいですよね。
先日は「日本沈没」の小松左京さんも逝去されましたけど、あのころの文化人の多くが持っていた嗅覚って凄いです。それに、ちゃんと現在を予見していましたもの。
アニメ大嫌いの私が、「宇宙戦艦ヤマト」っていう話を、キムタク主演の実写版映画のBD
http://www.amazon.co.jp/SPACE-BATTLESHIP-%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%88-%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-%E3%80%90Blu-ray%E3%80%91-%E5%B1%B1%E5%B4%8E%E8%B2%B4/dp/B004UKCZSQ/ref=sr_1_2?s=dvd&ie=UTF8&qid=1311974918&sr=1-2
で、期待せず初めて観て知りました。
突っ込みどころ満載ですが、何故か不覚にも興奮し感動してしまいました。
・・・西暦2199年、地球は謎の異星人「ガミラス」の攻撃で滅亡の危機に瀕していた。ガミラスの遊星爆弾による攻撃で海は干上がり、地球上の生物の大半は死滅した。残された僅かな人類は地下都市を建設してガミラスの攻撃に耐えていたが、地下にまで浸透してきた放射能によって人類の滅亡まであと1年余りに迫っていた。そんなある日の事、地球上にイスカンダルからのメッセージカプセルが届けられた。そこに記されていたのは、波動エンジンの設計図とイスカンダルの正確な座標であった。後日、地球防衛軍はそれらの情報に加えて、彼らには放射能除去装置を渡す意思があると発表。その情報を信じ地球の最後の希望を乗せた宇宙戦艦ヤマトはイスカンダルへと旅立った・・・。(ウィキペディアよりコピペ)
でも、真に感動的なのは、この映画でも使われていますが、やっぱ「歌」ですね。「仕事とは何か? 人生、何が大事なのか?」ということを、ちゃんと理解させてくれます。
「宇宙戦艦ヤマト」
阿久悠 作詞
宮川泰 作曲
さらば地球よ 旅立つ船は
宇宙戦艦ヤマト
宇宙の彼方(かなた) イスカンダルへ
運命背負い 今とび立つ
必ずここへ 帰って来ると
手をふる人に 笑顔で答え
銀河をはなれ イスカンダルへ
はるばるのぞむ 宇宙戦艦ヤマト
さらば地球よ 愛する人よ
宇宙戦艦ヤマト
地球を救う 使命を帯びて
戦う男 もえるロマン
誰かがこれを やらねばならぬ
期待の人が 俺たちならば
銀河をはなれ イスカンダルへ
はるばるのぞむ 宇宙戦艦ヤマト
http://www.youtube.com/watch?v=Na0-nuGIzh8&feature=related
一番大切なのは、これです。
「必ず、生きて還る」
なあ、伊良部よ!
>雅之様
おはようございます。
ヤマトの実写版、残念ながら観ておりません。
しかし、おっしゃるように「思わず興奮させる何か」はあるんでしょうね。
小松左京さんも亡くなりました。
あの頃のSF小説は僕も大好きだったのでよく読みました。懐かしいです。
>「真に感動的なのは、この映画でも使われていますが、やっぱ「歌」ですね。「仕事とは何か? 人生、何が大事なのか?」ということを、ちゃんと理解させてくれます。
なるほど、確かにそうかもですね。歌、音楽・・・、素晴らしいです。
>一番大切なのは、これです。
「必ず、生きて還る」
同感!!