朗読・・・

 

090315_02.JPGおはようございます。信楽町文化協会主催「早春おしゃべりクラシックコンサート」は100名ほどのお客様にご来場いただき、昨日無事終了しました。自身初の試みである朗読は練習の成果もあり(笑)、意外に反応も上々、お蔭様でとても好評いただけたことをまずは報告いたします。クラシック音楽の裾野を拡げるという目的で、2年前から開催している「早わかりクラシック音楽講座」の経験が少しずつ生かされてきているようで、こういう形で地方に巡業に馳せるというのも乙なものだとつくづく感じます。今後、いろいろな場所でこういう活動ができるようがんばっていこうと考えています。

特に、クラシック音楽に馴染みのない方々にとっても、創作物語を付随することでそれぞれがそれぞれに想像力を膨らませ、難しい、固いというイメージを与えるクラシック音楽がより身近になるという感想をいただけたことは収穫でした。なるほど何十年も音楽を聴き続けてきた僕の視点からでは得られない貴重な意見で、納得させられました。これも、たった一晩でシューマンの音楽に物語をつけてくださったやさかのっきさんの類稀なる才能の為せる技。本当に見事なお話です。4月の「愛知とし子リサイタル」ではやさかのっきさんご本人に舞台上で、朗読をしていただく予定ですので、ご興味ある方はお見逃しなく。とても素晴らしいパフォーマンスになること間違いなしです。

 

090315_01.JPG明日は滋賀ダイハツ株式会社社内塾での講演。会場は栗東芸術文化会館さきら。前半1時間ほど人間力について語り、後半30分が愛知とし子のピアノコンサートになります。こちらもがんばります。詳細報告は東京に戻ってからあらためて・・・。


7 COMMENTS

雅之

こんばんは。
おお!お二人の素晴らしい晴れ舞台!
「早春おしゃべりクラシックコンサート」大成功おめでとうございます。
なるほど、シューマンのピアノ曲は文学性もありますから、最高の企画でしたね。想像するだけで芸術の香りにうっとりしそうです。私も実演に接してみたかったです!
この大成功を機に、他の曲でも、どんどんチャレンジしてください。期待が膨らみます。
ところで岡本さん、ブリテンの「青少年のための管弦楽入門」やプロコフィエフの「ピーターと狼」やサン=サーンスの「動物の謝肉祭」のナレーターもいけるんじゃあないですか?(笑)せっかくとし子さんの美しいピアノ演奏を聴けた、特に若い世代を、ピアノ以外のクラシック音楽の世界にも導いてくださいよ!ティーンエイジャー向けの「早わかりクラシック音楽講座」も面白いのでは?(笑)自分の経験から考えても、音楽は、感受性豊かな若いころの方が吸収・理解が速いですし・・・。

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岡本 浩和

>雅之様
こんばんは。ありがとうございます。
やりました!この「子供の情景」はぜひ雅之さんに実演で聴いていただきたいです。来月4.12と19に東京ではやりますが(その際は原作者であるやさかのっきさんの朗読です)、いらっしゃれないですよね・・・。
何とか名古屋方面でもできるように動いてみたいので、その節はよろしくお願いします。
そうそう、サン=サーンスの「動物の謝肉祭」はレパートリーに次回作で披露する予定です。ブリテンもプロコもいいですね。
>ティーンエイジャー向けの「早わかりクラシック音楽講座」も面白いのでは?
おっしゃるっとおりです。がんばります。

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もっち

カッコイイですね。
おつかれさまです。
最近、アニメ版のだめを見ています。
クラッシックが聞きたくなります。

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岡本 浩和

>もっち
かっこいいだろ?!(笑)
そっか、のだめ観てるか!
もっちも東京勤務になったら「クラシック音楽講座」にいらっしゃい!
クラシックの世界にはまるよ・・・。

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まーの

雅之さんへ
ありがとうございます!
実は、動物の謝肉祭は夏の予定で
秋の多治見でやりますよ~。90%の確立です!
他にも、マイナーな曲集や
色々なシリーズにお話をつけて
どんどん作品を発表予定!
御期待くださいませ!!

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雅之

まーの様
御無沙汰しております。
>他にも、マイナーな曲集や
色々なシリーズにお話をつけて
とても期待しております。
ソロ活動に、様々なコラボレーションを採り入れることで、
刺激的触発を生み、可能性が無限大に拡がりますね!
「動物の謝肉祭」を始め、秋の多治見が本当に楽しみです!
(ライフワークにされているベートーヴェンのソナタも、ぜひ!)

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アレグロ・コン・ブリオ~第3章 » Blog Archive » 岐阜・瑞浪にて

[…] 明日は信楽町文化協会主催の「愛知とし子早春クラシックコンサート」。昨年、一昨年に続き第3回目。今回は地元小学校の児童の皆さんに、ムソルグスキー作曲組曲「展覧会の絵」各曲のイメージを絵にしていただいたものをステージ上で投影し、しかもそれに愛知が物語をつけ披露する。さてどんな一日になるか、楽しみである。 […]

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