本日は陰暦の正月。そして庚寅年がスタートする大事な日らしい。この年には「前年の流れを受けつつ、眼前の課題を進めるために新たな行動に移る」という意味があるとのこと。これまで準備してきたことをいよいよ形にするべく動き始めるべきときが来たようだ。
銀座新聞ニュースのコラム・レポートでは、次のように書かれている。
つまり、「庚」の2010年は、すべてにおいてしっかりと基礎を築き、芯をつくっていく年なのだ。これまでのことをいったんご破算にし、組み立て直すことも必要かもしれない。しかし、そのときに中心がブレない、「ああでもない、こうでもない」と言うのではなく、自分がブレないということがもっとも大切である。
僕が主宰する「ワークショップZERO」のモットーでもある「ぶれない自分軸」がここでも言及されている。あくまでこれまでは準備期間、2010年こそがそのスタートの年になるということだ。がんばろう。
聖バレンタイン・デイの夜更けに、まったりと「イパネマの娘」を聴く。
ボサノヴァというジャンルにおいて最も有名な楽曲。
GETZ/GILBERTO
Stan Getz
Joao Gilberto
Featuring
Antonio Carlos Jobim（1963.3.18&19）
いわずとしれたジャズ・ボサの傑作。ボサノヴァほどアンニュイなニュアンスを漂わせる音楽はない。南国の香り薫る、とろけるようなこの感触は一体何なのだろう？「ボサノヴァ」とは、ポルトガル語で「新しいこぶ」を意味し、そこから「新しい感覚」という意味になるのだと。新しい年を迎えて、新たな感性で物事に向うに相応しいBGMである。
“The Girl from Ipanema”
Tall and tenned and young and lovely
The girl from Ipanema goes walking
And when she passes
Each one she passes goes “Ah!”
When she walk she’s like a samba
That swings so cool and sways so gently
That when she passes
Each one she passes goes “Ah!”
ほら、あそこを素敵な
イパネマの娘が歩いて行く
彼女が通り過ぎるたびに
道行く者は足を止める
その歩きぶりはまるでサンバのよう
優しく、クールにスウィングし
彼女とすれ違う者は
皆、思わずため息を洩らす
7曲目“O Grande Amor”（大いなる愛）がまた素晴らしい！
こんばんは。
「イパネマの娘」、ご紹介の演奏は素敵ですね。
「ボサノヴァ」といえば小野リサもいいですよ。じつは彼女の隠れファンなんです、私は。もう付き合いの長くなった愛聴盤が何枚もあります。
「The music of Antonio Carlos Jobim “IPANEMA”」 小野リサ
http://www.amazon.co.jp/music-Antonio-Carlos-Jobim-22IPANEMA-22/dp/B000VT9BFA/ref=sr_1_6?ie=UTF8&s=music&qid=1266152161&sr=1-6
ぶれまくり、頑張らなく、しゃかりきになって仕事など決してしない、「ボサノヴァ」のように肩の力の抜けた、気だるい人生こそ理想です。
私にいつもそう思わせる小野リサは、頑張って一本筋の通ったいい仕事をしています、昔から。
http://www.youtube.com/watch?v=ASQmbgU7bVo&feature=related
＞雅之様
こんばんは。
小野リサ、いいですよね。
実はかれこれ20年少し前、僕は当時NHKの関連イベント会社に勤務していたのですが、ちょうどデビュー時の小野リサさんのコンサートにADとして係わったことがあります。
おそらくデビュー・アルバムが発売されたのにあわせてだったか、それともデビュー前だったか正確な時期は忘れてしまいましたが、原宿にあるクエストホールというこじんまりとしたライブハウス様のところでのコンサートでした。懐かしい思い出です。
そういえば、デビュー時の（葉加瀬太郎率いる）クライズラー・アンド・カンパニーのお披露目舞台にも携わりました。会場はどこだったかすっかり忘れましたが。
そういう意味では、貴重な体験を随分させていただきました。
ただ、当時はボサノヴァにはまだまだ詳しくなく、豚に真珠だったかもしれません（涙）。
＞「ボサノヴァ」のように肩の力の抜けた、気だるい人生こそ理想です。
確かに！！