“GETZ / GILBERTO”を聴いて癒される

getz_gilberto太陽が眩しかった。
梅雨をすっ飛ばして一気に夏が来たような・・・。
窓を全開にした。
微風が心地良かった。
大自然と、大宇宙とひとつになる感覚を味わった。
何ということのない日常が、いつもと変わらぬ仕事風景が、気候によってこんなにも変わるんだ。人の感覚というのは面白い。初夏の真っ青な空と深緑の山々に心も洗われる。

とっておきの一枚。
ジャズ・ボサの金字塔「スタン・ゲッツ&ジョアン・ジルベルト」。
こういう日はこれしかない。
音楽を聴いて癒されて、50余年前の古き良き時代を空想する。

Getz / Gilberto(1963.3.18 & 19録音)

Personnel
Stan Getz (ts)
João Gilberto (g, vo)
Antonio Carlos Jobim (p)
Tommy Williams (b)
Milton Banana (per)
Astrud Gilberto (vo)

アントニオ・カルロス・ジョビンの名作”Corcovado”に涙が出る。ジョビンのピアノ伴奏での英語詞によるアストラッドの歌声から、スタン・ゲッツのテナーによるブリッジを経て、今度はジョアンの原語詞による歌唱へと引き継がれる。その後のゲッツとジョビンの得も言われぬ恍惚の絡み・・・。何て優しいのだろう。
続く”So danço Samba (Jazz Samba)”でのゲッツのテナーの朗々たる余裕の響きに卒倒する。
もちろん”The Girl From Ipanema”は不朽の名作・・・。

できるだけ言葉を削ぎ落とそう。
こんな日は「感じる」に限る。

Don’t Think!!!
Feeeeeeeeeeeel…..!!!!

 


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