小雨がぱらつき、冬らしい寒さのクリスマス・イブだが、昨日の瑞浪市はすこぶる好天で、愛知とし子の8年ぶりの地元での公演も好評のうち終了した。100名を超えるお客様にご来場いただき、いつもながらの絶口調で(笑)、終始和気あいあいと会は進行した。舞台のないフラットな会場で、音が相当デッドな響きだと聞いていたが、実際には思ったほど悪くない。響きが良過ぎず悪すぎず、一音一音が明瞭に聴き取れたし、小さな会場でひとりひとりに直接的に音楽が届いたことだろうと想像する。それに、ほんのわずかな時間だが、僕もムソルグスキーの「展覧会の絵」にまつわるお話をさせていただいた。やはり、解説を聞いた後に音楽に触れると理解が一層深まるとのこと。4年間の「早わかりクラシック音楽講座」の経験というのはまったく無駄でないことがこういうところからもわかる。より多くの方がクラシック音楽に開眼できるよう、そしてクラシック音楽人口の裾野を広げられるよう微力ながら活動してこられたことが何とも嬉しい。ありがとうございます。
愛知とし子が贈るクリスマス・クラシックコンサート
2010年12月23日(祝)14:00開演
瑞浪市地域交流センター「ときわ」多目的ホール
第1部
・チャイコフスキー:組曲「くるみ割り人形」作品71~「行進曲」、「こんぺい糖の踊り」、「トレパック」(愛知とし子編曲)
・J.S.バッハ/グノー:アヴェ・マリア(愛知とし子編曲)
・マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」~間奏曲(愛知とし子編曲)
・グリンカ/バラキレフ:ひばり
・ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
―プロムナード
―第1曲「グノームス」
―プロムナード
―第5曲「卵の殻をつけた雛鳥の踊り」
―プロムナード
―第7曲「リモージュの市場」
―第8曲「カタコンブ」
―第9曲「バーバ・ヤーガの小屋」
―第10曲「キエフの大門」
第2部
・J.S.バッハ:主よ人の望みの喜びよ
・ドビュッシー:ベルガマスク組曲~「月の光」
・クララ・シューマン:束の間の小品作品15~第1曲
・ショパン:幻想即興曲嬰ハ短調作品66
・ショパン:ノクターン第20番嬰ハ短調(遺作)
・ショパン:ポロネーズ第6番変イ長調作品53
・パッヘルベル:カノン(愛知とし子編曲)
・リスト:パガニーニによる大練習曲S.141~第3曲「ラ・カンパネラ」
~アンコール
・モーツァルト:トルコ行進曲
終了後、打ち上げから始まり、3次会まで延々と宴が続く。終了は何と翌日の午前3時過ぎ(汗)。よく飲みよく歌った。皆様、ありがとうございました。
本日、東京に戻ってすぐにまたクリスマス会。迎え酒のようにまた飲む(笑)。楽しいひとときを終え、やっと帰宅。束の間のクリスマス・イブを山下達郎の名アルバムをバックにブログを書く。
このアルバム、まずクリスマス・シーズンにしか聴くことはないが、いきなりグルックの合唱曲をアレンジした達郎お得意のひとりアカペラから。決して有名でない知られざる佳曲を選曲するところが粋。久しぶりに全編通してみて、心が澄み、温かくなる。感謝。
おはようございます。
瑞浪コンサート、今回も大成功おめでとうございます。そして、引き続きお疲れさまです。
ご紹介の山下達郎のアルバム、この時期(今日25日まで)聴くには最高ですよね(笑)。
もう、私は完全に年末思考停止モード(笑)。
今日は通人ぶるのはやめて(笑)、山下夫妻が日本のクリスマスシーンをいかに素敵に演出してきたかを、CMで再度振り返りたくなりました。
JR東海 X’mas Express 歴代CM 1988年~1992年
http://www.youtube.com/watch?v=ZGu7SGxNWyo
ケンタッキーCM・2008
http://www.youtube.com/watch?v=j06QiefNHh8
いつ観ても幸せいっぱい。
素晴らしいクリスマスを・・・。
>雅之様
こんにちは。
楽しいひとときでした。
雅之さんにもぜひご来場いただきたかったですが・・・。
>今日は通人ぶるのはやめて(笑)、山下夫妻が日本のクリスマスシーンをいかに素敵に演出してきたか
JR東海の懐かしいCMは以前もご紹介いただきましたよね。
http://classic.opus-3.net/blog/cat29/post-348/#comments
ケンタッキーのもいいですね。
ありがとうございます。