Prince

明け方3時過ぎに目が覚めた。
手持無沙汰ゆえ小音量でプリンスを聴きながらi-phone片手にFacebookを閲覧。その旨投稿したらやけに反応が良かった(笑)。夜明け前にプリンスはないだろうってことなのか、その選曲はなかなかいかしてるってことなのか、そのあたりはどうも不明だが、いずれにせよ深夜に七変化、音楽的センス満点の殿下の音楽はぴったりだと確信した(そこの疑っているあなた、そう、あなたです、一度試してみなされ。相当にいけてますよ・・・笑)。

僕の場合、ポップスやロック音楽の情報については基本的に90年代前半でストップしている。プリンスについても名前を放棄した後はまったく追っておらず、果たしてそれでプリンスというアーティストの音楽について云々する資格があるのかどうかは自信ないが、特に80年代のプリンスの怒涛の作品群はいまだに色褪せないと思っているので、久しぶりに取り出していろいろと聴いたその感想でも書いてみることにするか・・・。中でも、1993年にリリースされた3枚組のベスト盤は上出来。1枚目のテーマが「スピリチュアル」、2枚目が「セクシャリティ」、そして3枚目がアルバムに収録されなかったB面コレクションという布陣だが、どこからどう聴いても、恐ろしいまでの才能が感じられ、地味ではあるが、それであるがゆえのクリエイティヴィティの光が明滅する。

あまりにもベタで(女々しくて・・・?苦笑)言いたくないのだが、僕が一時期プリンスにはまったきっかけは”Purple Rain”(プロモーション・ビデオが何ともかっこいい・・と思っていた・・・笑、25年経過した今聴いても良い曲だと思う)。若い頃に刷り込まれた記憶というのはそうそう擦り減ったりはしないもの。何度聴いてもあの頃を思い出し、涙が出るほど。

名曲”Let’s Go Crazy”、これはもう霊界との交信のよう・・・(音楽がね)。でなければ宇宙人の音楽!!ほんとにクレージー。

Dearly beloved(最愛の者たちよ)
We are gathered here today(今日ここに集まったのは)
2 get through this thing called life(「人生」と呼ばれるものを過ごすためだ)
Electric word life(「人生」というエレクトリックな言葉)
It means forever and that’s a mighty long time(永遠を意味し、あまりに長い時間だ)
But I’m here 2 tell u(でも、ここで君に言っておきたい)
There’s something else(後世には、ここにはない何かがある)
The afterworld
A world of never ending happiness(終わることのない幸福の世界)
U can always see the sun, day or night(いつも太陽が見れる、昼でも夜でも)

ところで、合気道に通いかけて思うこと。日々いかに力み過ぎているかということ。やるべきことはもちろんやるのだが、流れに身を任せて自然体でことにあたるのが最小のエネルギーで最大の効果を得るコツなんだと再確認。(それにしても合気道というのは見てると簡単そうなのだが、実際にやるとなるとなかなか・・・汗)。


3 COMMENTS

雅之

おはようございます。

岡本さんが合気道を学ばれたのは、とても素晴らしいと思います。ぜひとも奥義を極めてください。何しろ合気道は素性が良いのがいいです(笑)。

私は武道については恐ろしいくらい無知ですが、今、昔の職場の同僚が「システマ」というロシアの格闘技(護身術)を習って大いにハマっていまして、これは何しろ日本では競技人口が百人余りくらいしかいないんだそうでが、彼曰く、「とても東洋と共通する思想がロシアにはある」んだそうです。話を聞くと成程!です。こちらにも興味津々です。

http://www.youtube.com/watch?v=wcg1z2tJ9Vk

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%9E_(%E6%A0%BC%E9%97%98%E6%8A%80)

合気道やシステマなどの護身術は、中高年からでも無理なく始められるのも魅力的だと思います。

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岡本 浩和

>雅之様
おはようございます。
システマという武術は初めて知りましたが、動きを見ているとやっぱり「脱力」ですね。
あと、神への信仰心でしょうか(笑)。

ちなみに僕が手を出すものはどんなものでも素性は良いですよ!(爆笑)
しっかりしているものばかりです。

合気道については間違いなく時間はかかりますが、継続して体得してみます。
ありがとうございます。

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アレグロ・コン・ブリオ~第4章 » Blog Archive » カオスの内に垣間見えるハーモニー

[…] ところで、例の「マイルス研究」以来、マイルス・デイヴィスが影響を受けた周辺の音楽家(例えば、ジミヘン、プリンス、あるいはシュトックハウゼンなど)についてまずは勉強をしているのだが、いかんせん俄か学習ではなかなか「その音楽」について論じるのが困難。カールハインツ・シュトックハウゼンの「黄道十二宮~星座のための12のメロディ」なども一聴引き込まれる、前衛にしては聴きやすい音楽なのだが、作品に込められた作曲者の思想や思考までを読み解くとなるとなかなか・・・。あるいはリゲティのオペラ「グラン・マカーブル」についても、97年にザルツブルクを訪問した際、祝祭劇場に大々的に宣伝されていたことをよく覚えており、気にはなっているものの、これとて映像なしに音だけで対訳を片手に聴き通すのは少々骨が折れる(作品の概要を理解して少しずつ聴き込んではいるのだけど)。こんなことをやっているとマイルスの作品そのものをきちんと順番に聴いて物にするというのは一体いつになるのだろう・・・(笑)、人生まだまだ先は長いと思うが、少々性急な性質も持ち合わせているのでどうも落ち着かない(いやいや「養生訓」の教え通り、呼吸はゆっくりと焦らずだな・・・)。 […]

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