今年もありがとうございました

faure_plasson.jpg今年も大変お世話になりました。
まもなく2009年。来年はより一層の飛躍の年にしたいと心密かに思っております。どうぞよろしくお願いします。

これから旅に出る。といっても岐阜県、滋賀県方面。そう、いわゆる帰省。上京してかれこれ26年。「帰って来い」というお盆には決して帰らなかった親不孝者の僕も年末年始は必ず実家に帰り、親兄弟、親戚と顔を合わして一家団欒を過ごした。何だかんだ言いながら、ほっとする瞬間であったことを白状する。若い頃は血縁などというのは逆に鬱陶しいもので、「独りで居る」ことを粋がっていたが、歳をとるにつれ、身近な人の大切さがよくわかる。ありがとう。そしてこれからもよろしく。

出発前に聴くフォーレの管弦楽曲集。フランス楽壇の名手たちの奏でる愁いを帯びた優しい旋律が身に染みる。

フォーレ:管弦楽曲集第2集
バラード嬰ヘ長調作品19
エレジーハ短調作品24
子守歌ニ長調作品16
鬼神作品12
カリギュラ作品52
歌劇「ペネロープ」前奏曲
ジャン=フィリップ・コラール(ピアノ)
ポール・トルトゥリエ(チェロ)
ヤン=パスカル・トルトゥリエ(ヴァイオリン)
ミシェル・プラッソン指揮トゥールーズ・カピトール国立管弦楽団ほか

プラッソンのフォーレは温かく優しい。作曲家の背景にある思考の癖までも体現したような粋な演奏。
フランス人の奏でるフランス音楽とはなぜかくもホッとするのか?同じ土地に生まれ育ち、同じ土地の空気を吸い、その文化が身に染み付いているからこそ「わかる」何かがあるのだ。

それではみなさん良いお年を・・・。

※どうやら、最近のCDでは第1集と2集とで楽曲の組み合わせが変わっているようだ。


2 COMMENTS

ぴろ

あけましておめでとうございます!!
昨年は大変お世話になりました。
昨年でぐっと岡ちゃんにより近づけた気がします(笑)
今年もどうぞ宜しく!!

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おかちゃん

>ぴろ
あけましておめでとう!
こちらこそ世話になりました。
>昨年でぐっと岡ちゃんにより近づけた気がします(笑)
(笑)そうね、そんな感じね。
今年もよろしくね!
PS
ピート最高!

返信する

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