サザンの奇跡(軌跡)

sas_ballad.jpg時折、「軸」がぶれることがある。顕在意識では「自信がない」とは思っていないのだが、環境に左右されてしまうことが稀にある。ということは潜在的には「自信がない」のか・・・?
周りの意見や考え方はともかく、自らのベクトルさえしっかり持ち、「意思」を強固にすれば必ず「想い」は実現する。それこそ昨日も書いたように、「志」と「恒」と「識」あるを要す、である。自慢じゃないがそのあたりは確固ともっているつもりなので、あとは「信じる」だけ。
しかし、セミナーなどで人には軸を自分に持ち、自分以外の他のことを想って行動せよと口酸っぱく言いながら、そういう本人はまだまだだと痛感する。まぁ、そうやって気づき、自己改善していくことが重要だからよしとしよう。いずれにせよ、心身の調子は極めて良い。

午後、2ヶ月ぶりにMさんトリートメント。1時間半ほどお話しをした後、心身のお掃除。調子は悪くない。大地に根付いて広がっていく予感。

夕方、帰宅後仕事を2、3片付け、夜は久しぶりの仲間と食事。かれこれ20年近く前、前職でのセミナーを通じて知り合った仲間たち。いずれも社会的には成功しており、一人はビクター系の音楽事務所の社長N。一人はフリーカメラマンT。好きな道を突っ走って好きなことをやり続けている仲間たち。お互い歳はとっても変わることはない。
ところで、Nは若い頃からサザンオールスターズのA&Rディレクターをやっているだけあり、業界には相当通じており、仕事もできる男だから今後が楽しみ。何か絡めれば良いのだが、と酒を酌み交わしながら宴は盛り上がる。

サザンオールスターズ:いとしのエリー

いやぁ、参りました。まさかサザンをとりあげるとは・・・。基本的にデビュー当時からサザン、特に桑田佳祐の歌を僕は受けつけなかった。どうも歌い方が気に入らないのと、スーッと入ってこない持って回った歌詞に抵抗を感じていた。それゆえ、Nから時折送られてくるサンプル盤を聴く以外は自分から好んでサザンを聴いたこともなく、もちろんアルバムを自分から買ったこともなかった。そういう僕でも「いとしのエリー」だけは30年を経た今でも十分通用する名曲だと思えるのである。確か僕が高校1年生の時に発表された楽曲で、当初より歌番組のトップに名を連ねていたと記憶する。とはいえ、最も印象に残るのが80年代初頭に一世を風靡したドラマ「ふぞろいの林檎たち」のテーマ音楽となったこと。当時大学生だった僕にとって毎週楽しみにしてみていたドラマであり、この「エリー」のピッタリ感は衝撃だった。
友人のNに聴くと、桑田さんは自己批判型のアーティストらしい。それゆえ常に新しい傑作を生み出せるのだろう。やはり「謙虚さ」が大事ということだろう。まさに「志」、「恒」、「識」を有する稀有のアーティストだ。

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