
楽聖ベートーヴェンは、1827年3月26日に亡くなった。
そして、鍵盤の師子王と呼ばれたバックハウスは1884年3月26日に生まれた。
久しぶりにバックハウスの弾くベートーヴェンを聴いた。旧全集からの1枚。
最後のソナタハ短調作品111。わずか21分半の奇蹟。第2楽章アリエッタの、武骨ながら純粋で、祈りに満ちる枯淡の味わいが心に染みた。もはや僕には連ねる言葉が思いつかない。永遠不滅のベートーヴェン。生と死の交わる一点。
・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番ハ短調作品111
ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)(1952録音)
今日という日にただただ感謝だ。