2日間缶詰状態だったので随分疲れた。とはいえ、得るもの多し。先生の話を聴きながら、そして受講生の多くの質問に滞りなく対処してゆく姿を見せていただきながら経験の大切さと、人を大事に扱うことの重要さを再確認させていただいた。人が数十人集まれば、自ずとグループ・ダイナミクスが発揮される。人が人によって刺激され、一歩一歩成長してゆく姿を目の当たりにする(人が人の影響を受け、傷を舐め合い、マイナスに引っ張り合うという逆のパターンもあるけど)。誰もが「人とのつながり」で生きているということかな(ゆえに、音楽もその時代と人とのつながりを軸に追っていくと極めて面白いのである)。
少し頭を冷やすのに、ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼルの「歌曲集」でもと思ったが止めた(また今度)。
ついに教則本と共にアルト・リコーダーを手に入れた。某校長先生の影響もあろうが、演奏するには一番手っ取り早いかと。それに何よりリコーダーの音色が好き。とはいえ、悪夢も蘇る(笑)。小学校の時、音楽の時間でソプラノ・リコーダーが必修だった(今もそうかな?)。中学になるとアルトが必修になる。そこで僕は、最初から躓いた。できない・・・(汗)。何と運指が違うのである。ちなみに、ソプラノはジャーマン式、アルトはバロック式。両者は全然違う代物だが、そんなことは当時教わらなかった(ように記憶する)。きちんと理屈を教わってやっていれば嫌いにならずにもっと上達していたかも(笑)。子どもを勉強好きにも勉強嫌いにするのも先生の問題ということなり。本当なら好奇心旺盛な若者の「学ぶこと」に対する意欲を削ぎ落とさないように僕自身も真剣に彼らに立ち向かおう。それと、今度こそ3日坊主にならないようがんばる。
おはようございます。
楽器、ついに始められるんですね!! 最大限の敬意を表したいです。
アルト・リコーダー、素晴らしいと思います。私も魅せられ憧れている楽器です。
私も、この楽器については知らないことも多く、他の楽器同様、
奥がとても深いのだろうと思います。
私のリクエストは、大好きなテレマンの楽曲なら何でも!!(笑)
3・11以後、「自分で主体的に演奏してみる」ことの大切さ、意義が、
もうひとつ加わったような気がしています。
電気を食うオーディオ趣味に、多くの時間を費やすって、
「節電」を強く求められる昨今のご時世、ちょっと後ろめたいと感じている、
同好の士が多くなってきてるようです。
http://blogs.yahoo.co.jp/june15home/11433676.html
http://ameblo.jp/audioniravana/entry-10887618879.html
私も、漠然と似たことを考えていて、音盤を聴くという趣味に、
前ほど熱が入らなくなりました。
皆さん、趣味への意識が、昨年までと同じままではマズイと感じておられるようです。
アルト・リコーダーをご自分で演奏され楽しむって、
もっとも地球環境に負荷をかけない趣味のひとつかもしれませんね。
見習いたいものです。
※自宅での映画鑑賞趣味についても、「節電」を意識されたサイトが増えてきましたね。
http://arhama.blogzine.jp/hama/2011/03/post_07e7.html
>雅之様
こんにちは。
いろいろとコメント上でプレッシャーをかけていただいたお陰ですね(笑)。
ともかくこれなら続けられるんじゃなかろうかという(甘い?!)楽器を選びました。
地道に少しずつやっていきます。(まずは独習で)
>電気を食うオーディオ趣味に、多くの時間を費やすって、
「節電」を強く求められる昨今のご時世、ちょっと後ろめたいと感じている、
同好の士が多くなってきてるようです。
3/11以降、本当に価値観が随分変わりましたよね。いろんな意味で良くなっていく事を願っています。
ところで、だいぶ先の話ですが(といっても半年後)、12月3日(土)に前から愛知がお話ししてましたアマチュア出演のクリスマスコンサートを開催することに決定しました。詳細はあらためてご案内しますが、雅之さんもぜひヴィオラでご出演なさってみてはいかがでしょうか?(それに向けて僕もリコーダーを練習するつもりです)
目標があると人間は俄然力を発揮しますからね!(笑)
愛知とし子の伴奏で雅之さんのヒンデミットあたりを聴いてみたいです。
>ヒンデミットあたりを聴いてみたいです。
ちょちょちょちょちょっと!!!
それはハードルがあまりにも高すぎです!!!!!!(汗)
無理!!(笑)
それを言うなら岡本さんも、先生と一緒に、
ヒンデミット:「プレン音楽祭のためのリコーダー・トリオ」
http://j-ken.com/category/all/data/728380/
なんてどう?
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%91%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%92%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%AE%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%82%AA%E3%83%A0%E3%83%8B%E3%83%90%E3%82%B9-%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF/dp/B00005MVVH/ref=sr_1_1?s=music&ie=UTF8&qid=1307957894&sr=1-1
とにかく、楽しみになりました!!!
>雅之様
こんばんは。
やっぱりヒンデミットは厳しいですか・・・?(苦笑)
失礼しました・・・、僕にも当然無理です。
それにしても「プレン音楽祭のためのリコーダー・トリオ」という曲は初めて聴きました。少しだけ試聴しましたが、いい曲ですね。これはまた音盤が欲しくなりました。
ということで12月3日はご参加ということで・・・。いやぁ、楽しみだなぁ!!
[…] クーベリックがバイエルン放送響と録音したワーグナーの「ローエングリン」第1&第2幕を耳にして、その美しさに打ちひしがれた。その時外面的にはまったく対極にありながら類似性を感じたのがテレマンのリコーダー・ソナタ集。「ローエングリン」は上演に何時間も要する大作だが、僕的にはどちらかというと気を張らずに聴け、耳に馴染みやすい親しみやすさを感じる。そう、一言で言えば疲れない、双方ともそんな音楽なのである。ところで、先般、アルト・リコーダーを始めようと購入したものの練習は遅々として進んでいない。そんな中、今日という機会にこの楽器の持つ温かさにまた触れ、音楽が人々に与えるプラスの影響について思いを馳せた。 […]
[…] 無邪気な子ども。誰の内にもそんな赤子のような性質が宿っていると思うが、年を重ねて様々な経験に上塗りされるせいか、生きてゆく上でとても大切な純真さ、正直さの象徴である「無邪気さ」を失ってしまっている人が多い。かく言う僕も然り。頭であれこれと考え過ぎたり、あるいは失敗を恐れて行動を止めたり、またはせっかく直感で感じているのにそれとは別の方法を選んでしまったり。それがまた人生と言えば人生なのだが、世の中が加速度的に進化(いや退化か)してゆく中においてはあまりのんびりしていると間に合わないということが起こってくる。それは単に目に見える物質的なもののことを言うのではない(目に見えない世界でも急激な変化が起こっているようなので、とにかくついてゆかねば)。 それには直感と、個ではなく全体を意識する感性を呼び戻すこと。独り静かに何も考えずに佇むこともよし。あるいは独りになれる空間で必要な読書をするもよし。僕の場合はもうひとつ。そう、音楽を感じるという行為。音の律動、そして音を生み出す際に表出される(演奏者の)呼吸・・・。日々じっくりと、あるいは「ながら」で音盤を聴くということももちろんだが、半年前に購入したアルト・リコーダーの練習についてもそろそろ再開しようかと・・・(諸々の事情で休止中だった)。さらには、律動と呼吸を体感的に学べるであろうと思われるのが「武道」。明日も早朝から稽古。とにかくひとつひとつを身体と心で感じてみたい。 […]