瑞浪に来て、辺りの虫の声に秋の風情が感じられる。
音のない、無の状態でいられる田舎の夜は、まったりとゆっくりと時を刻む。
愛知とし子の応援隊の皆様と酒を酌み交わし、これまでの感謝と明日への期待を語り合いながら過ごすひとときは思いのほか楽しい。
音を楽しむことが「音楽」であるにもかかわらず、時に耳に煩わしくなることもある。そんな時は「自然」の音が一番。ジョン・ケージは「4分33秒」という楽曲で、音楽でない音楽を創造したが、音を楽しむという意味では「全てが音楽だ」ということが今ならよくわかる。
明日は、多治見市文化会館で最後の(というより僕にとっては最初の)リハーサルが行われる。そして明後日はいよいよ本番。チケットは完売で満員御礼とのこと。さて、思う存分楽しませていただこう。
今日はこの辺で。