プルート

A_Disney_Spectacular_Kunzel.jpgこれも昨日の「西洋占星術」の講義で聴いた話だが、冥王星(英名:Pluto)は「死と再生」を司る星なのだという。その原動力は「何かに対する無意識的な嫉妬心や執着心」であり、エネルギーを極限まで蓄積し、一撃で破壊する衝動性をもつのだと。 1995年以来、地球は射手座の冥王星の影響下にあり、世の中で起こっている物騒な事件の数々はこれが原因のひとつだといわれると確かにそうなのかもしれないと思えてくる。
それに、因果応報の星である冥王星は、借りたものは絶対に返そうとする衝動も一方ではあるらしく、その力が良い方に働くと「義理堅さ」に繋がるのだということだ。

舞浜の東京ディズニーランド・ホテルにて「T夫妻の門出を祝福する会」があった。ディズニー好きにはたまらない演出なのだろうが、僕にとってはどちらでも良い話(笑)。シンデレラドリームルームでの宴会ということで、受付で渡された席順は何と「Pluto」。一瞬「何だろ?」と思ったが、ディズニーアニメに出てくるミッキーのペット犬の名前らしい。円卓の真ん中には可愛いTokyo Disney Resort 25周年記念のKey付の「Pluto(プルート)」のぬいぐるみ。「あぁ、この犬のことか・・・(ひとり呟く)」その姿を見てやっとわかった。
くじで当たった人にはそのぬいぐるみがプレゼントされるということだったので、直感的に「もらった!」と感じた。案の定、当たり(ぬいぐるみそのものは同席のお子様に差し上げたけれど)。

おそらく「借りたものは義理堅くきっちり返せ」というメッセージなんだろうと勝手に解釈して家路についた。

ディズニー・ファンタジー・ワールド~48のディズニー・ソング
インディアナ・ユニヴァーシティ・スクール・オブ・ミュージック・シンギング・フージアーズ
メイ・フェスティバル・コーラス
エリック・カンゼル指揮シンシナティ・ポップス・オーケストラほか

およそ僕らしくない選曲。かつてのアーサー・フィードラー率いるボストン・ポップスやジョン・ウィリアムスの指揮するそのオーケストラの演奏は映画音楽などで聴いたことはあるが、ポップス・オケ自体邪道だと思っていた時期があり、自らすすんで音盤を買うこともなく今日に至る(それは僕が子どもの頃流行ったポール・モーリアなどもそうで、当時はラジオなどで流れたものをエアチェックしてカセットでは所有し、結構好きで聴いていたものの、音盤を購入するまでにはならなかった)。そんな中、なぜか棚に残存する1枚がこのエリック・カンゼル指揮のもの。確か20年ほど前に仕事の関係で購入したきり一度も聴いていない代物だが、久しぶりに取り出してみた。
1曲目の「星に願いを」から実はなかなか楽しめる(笑)。11曲目の「バロック・ホーダウン(ディズニー。メイン・ストリート・エレクトリカル・パレードのテーマ)」やラスト・ナンバーの「ディズニー・ファンタジー・メドレー」の何といかすことか!

日曜の夜、たまには気楽にディズニーの世界に浸るのもよかろう。

そうこうしてると、実に20年前に会わなくなったきりの友人から電話あり。ある仲間の結婚式で集まっているのだという。10年一昔というが、何と二昔前の仲間たち。久しぶりに会いたいと切に願っていたので、おそらく実現したのだろう。ほんと楽しかった。

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