こわれもの

いよいよ3月である。月日の経過は本当に早い・・・。
新しいことを始めるとき、一度白紙に戻して-つまり、凝り固まった既成概念を壊し、全てを捨ててからコトに臨むといいらしい。
昨日、「預言カフェ」に行った際いただいた「預言」の録音テープ起こしをしてみた。再度あらためて聞いてみると、僕自身の情報を一切知らないまま、たかだか3分ほどだが、まるでチェネリングしているかのように話していただいた内容が、本当に的を得ているものだったので、びっくりと同時に感心した。その内容はネガティブなものでは決してなく、聞いた本人が未来に対してやる気を持つようになるのだから、まさしく「神の福音」というか、人に何かアドバイスをしたり、教えたりするときの姿勢はこうあらねばならないとばかりに教わったようで、とても得をした心境である。
ちなみに、かいつまんでどういうことを言っていただいたかというと、

「今まで以上に多角的に物事を見ることができるようになり、深く根をはり、つながりをもてる時期であること。そういうマインドセットをもつように意識することで変革が訪れるということ。困難も柔軟性で乗り越えることができるということ。そして今まで手の届かない遠くにあった情報やコネクションなどが近づいてきて、それによって人生が開けてくるので、まずはドアを怖れずどんどん開いていくことが大事である、と。そのドアを開ける鍵は既に持っているから大丈夫だ」

というようなことであった。納得・・・。

Yes:Fragile

「Fragile(邦題:こわれもの)」と称するYesの4作目のアルバム。Jon Anderson、Chris Squire、Bill Brufford、Steve Howe、Rick WakemanというYes最盛期を創出したゴールデン・メンバーによる1972年の傑作。個々のメンバーのソロ楽曲とメンバー全員が大いなるバトルを繰り広げる楽曲群で構成される。1曲目の「Roundabout」、ラスト・ナンバーの「Heart of the Sunrise」はとにかくかっこいい。「Roundabout」に関しては昨年の今頃、新宿厚生年金会館で聴いたAsiaの再結成ツアーにてJohn Wettonのヴォーカルで披露されたのを聴いた。Steve Howeのイントロ・ギターは健在であったが、やっぱりJon AndersonのHigh Tone Voiceでなかったのが残念でならない。
ちなみに、1990年にA,B,W & H(要はChris抜きのYes)としての来日公演で、完璧な再現をしてくれた時は本当に感激で涙が出た。複雑な楽曲をレコードのそのまま再現するのである、Yesというバンドは。その時は「Close to the Edge」も「And You And I」も凄すぎた・・・。
ところで、このアルバムの第2曲目は「Cans And Brahms」と題するRick Wakemanのキーボード多重録音曲。ブラームスの第4交響曲の第3楽章をアレンジし演奏している。

僕はこの「Fragile(こわれもの)」というアルバムに、バッハの教会音楽にも通じる峻厳さを感じる。普遍的なのだが、信仰薄い(キリスト教などの特定の宗教云々ではなくて)ものには近づき難いオーラを醸し出しているとでもいうのか。僕にとってはProgressive Rockの原点である愛すべきCDである。

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