人生育成・支援

遅ればせながら、2008年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
大晦日から岐阜県瑞浪市、そして滋賀県甲賀市への4泊5日の旅。例年になく4ヶ所(瑞浪市・日吉神社、北野神社、大津市・近江神宮、甲賀市・飯道神社)もの初詣を済ませ、身も心も浄化し本日夕方帰京。実家では親戚や御近所の懐かしい人たちと出逢い、とても充実した年越し、正月であった。楽しくお酒を酌み交わしながら鍋をつつき、愉快に一家団欒を過ごし、人間は誰しもたくさんの人々に支えられ生きているということ、そして、「ダイヤモンドがダイヤモンドでしか磨けないように人は人でしか磨けない」という言葉通りそうやって人間は成長していくんだということを何度も実感させられた。

ところで、僕のプロフィールに関して、本来「人材育成・支援業」とすべきところ、父が年賀状で「人生育成・支援業」と誤植をしたのを機に僕の生業を今後「人生育成・支援業」と改めることにした。どちらかというとその方が成程「ピン」と来るからだ。若輩者にとって壮大過ぎる目標でありライフ・ワークであるが、以前からたびたびブログ上でも書いている「愛」+「勇気」+「ワンネス(一つ)」をテーマに、あくまで「謙虚」に、たくさんの人たちに出逢い、分かち合うことのできる飛躍の年にしようと気持ちをあらたに決意した次第である。

シューベルト:4つの即興曲D899(作品90)
クリスティアン・ツィマーマン(ピアノ)

シューベルトの楽曲はどれも大概冗長だ。美しいメロディはたくさんある。しかし、忙しなく日々が流れていくこの現代社会の中で余程暇をもてあます限りでないとなかなかじっと聴き通すことは難しい。それくらいに回りくどい。それはマーラーやブルックナーの交響曲を聴くのとは次元の違った辛抱強さを要求する。しかし、そういう彼の作品の中でも例外的に許せるのが、あまりに早い晩年の傑作D899&D935の即興曲集だ。この曲集は、疲れた現代人の心のオアシスともいうべきものであり、特に、 D899の第3番変ト長調は無限の「愛」を秘めた絶品である。
ツィマーマンの演奏が「癒し」に拍車をかける・・・。
ほかに内田光子盤も青白い光を放つ甲乙つけ難い名盤。両方揃えておくといいだろう。

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