継続は力なり

僕の座右の銘は「継続は力なり」である。
今夜、最近知り合ったIさんと分かち合った。彼は医者でありMBAも持っているキレモノである。彼から突然問われた言葉。「成功する秘訣は何だと思います?」
明確なモティベーション?協力してくれる人のネットワーク?いろいろ考えたが答えに窮した。最後に僕が言った言葉。「あきらめないこと」。

なるほど、今まで20年間僕が出逢う人たちに口酸っぱく言ってきた言葉だ。そう、「継続」なのである。あきらめないことなのである。彼はMBA的な見地から教えてくれる。僕自身は「人間力」という観点から考える。全く別方向からの攻め方なのだが、答えは一致する。うーん、僕としたことが・・・。別の角度から質問されると頭が真っ白になってしまった。要は角度が狭いのだ。360度で物事が捉えられていないのである。大事なのは「鳥瞰」。

音楽史においてもあらゆるジャンルで傑作を残しているのは誰だろうか?ベートーヴェン?バッハ?ブラームス?ワーグナー?
いずれも違う。それがアマデウス(神の子)なのである。
モーツァルトの傑作は数え切れない。全てが傑作といってもいいくらいだ。とても絞り込めない。もしも一つに絞れというなら、今なら「ジュピター」交響曲を挙げるだろう。フィナーレの「CDFE」の有名なテーマ。そしてその後に続くフーガ。人間業ではない。僕にとってこの曲の定番はオイゲン・ヨッフム盤。ワルター盤もよし。バーンスタイン盤もよし。でも、なぜかヨッフムなのである。「継続」という「永遠」があるから。

モーツァルト:交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」
オイゲン・ヨッフム指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団

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