朝6時に起床するつもりが、8時になってしまった。生活のリズムを変えるのは結構大変なことである。そもそも人間の身体の機能は日の出とともに目を覚まし、日の入りとともに眠りに就くようにできている。ところが、ここ100年ほどの間、文明の発達とともに24時間いつでもどこでも周りを明るくし、人間が普通に活動できる状況が簡単に作れるようになった。ひょっとすると昔は夜更かしや朝寝坊なんて言葉はなかったのかもしれない。
ちょっと前にアーユルヴェーダを簡単に紹介した本を読んだ。なるほど、インド哲学というのは様々なアーティストに影響与えているだけあり、納得させられる部分が非常に多い。西洋医学のように「目に見え現象化している」部分にメスを入れるのではなく、「現象化している事象の根っこ」、つまり「原因」をしっかり治癒させることが重要だと説く。さらには、人間にはもとより「自然治癒力」が備わっており、バランスの取れた食事、バランスの取れた生活をしていればバランスの取れた身体になり、病気にもならないといっている。
確かに午前中しっかりと集中すると勉強や仕事も捗る。一方で、昼食を食べた後はどうしても眠くなり効率が悪い。夜遅くの時間に仕事をするというのも同様だ。
というわけで、午後はゆっくりとリラックスし、瞑想モードで「何となく」音楽を聴くことにする。邪魔にならない音楽が気持ちよい。
いわずとしれたボサノバの歴史的名盤。1曲目の「Wave」から全10曲、インストゥルメンタル作品。日曜の昼下がりにもってこいのアルバム・・・。快感・・・。
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[…] “Wave”に続く、インストゥルメンタル・ナンバーだけで構成されたジョビンの傑作イージーリスニング・アルバム。侮るなかれ。カルロス・ジョビンの「間」を聴くべし。ここのところ […]