クイーン「オペラ座の夜」を聴く。
デビュー当時本国イギリスでは相手にされず、日本で大ブレイクした大物バンドの頂点を飾る大傑作である。
クイーンの魅力はフレディのクラシカルなピアノとブライアンのハードなギター演奏の絡みとそのコーラス・ワークである。特に70年代はシンセサイザーを一切使わず4人がそのい全ての音を作っていた。
1曲目のフレディの弾くピアノ前奏からすでに独自の世界で魅了されるが、何といってもこのアルバムの白眉は「ボヘミアン・ラプソディ」である。
Is this real life? Is this just fantasy?
Caught in a landslide. No escape from reality.
Open your eyes. Look up to the skies and see.
I’m just a poor boy, I need no sympathy.
Because I’m easy come, easy go. A little high, little low.
Anyway the wind blows, doesn’t really matter to me, to me.
んー、「現実逃避」か。。。。
ところで、フレディはエイズで死んだ。同じ時期ジョルジュ・ドンもエイズで死んだ。
クイーンの来日は確か1985年が最後である。当時大学生だったのだがどうしても行けなかった。仕方なく同時に放送されたNHK-FMで聴いた。悔やまれた。
しかし、ジョルジュ・ドンの最後の来日公演の「ボレロ」と「アダージェット」を東京文化会館の最前列真正面で観ることができたのは幸運であった。汗が飛び散るくらいの距離で観た「ボレロ」は忘れられない。
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