ツェッペリン万歳!

作り物だとわかっていながら異様に白熱するのがプロレス。いかに観客を喜ばすか、そのあたりの肝をつかんでいて、最高のパフォーマンスを見せてくれるとこちらも一層気合いが入る。僕はタイガーマスクの世代であり、新日本プロレスの中継を観て育った年代である。70年代の、古き良きあの頃の、アントニオ猪木や坂口征二、タイガー・ジェット・シンが白いリングで闘っていたあの頃が懐かしく蘇ってきた。
竜司Walterさんとスーパータイガーとの一戦を見に、新宿FACEに足を運んだ。生でプロレスを見るのは実は初めて。日常と切り離されたひとときを少しばかり味わわせていただいた。楽しかった。面白かった。

そういえば、震災の影響もあろうが、伊達直人の話題がすっかり遠い昔のようになってしまった。かの人たちは被災地に何か贈ったのだろうか。このゴールデンウィークはたくさんのボランティアたちが東北まで向かうという。宮城県などはセンターの受け入れ対応が間に合わず、大勢断っているらしい。一方で、福島や岩手では人手が足りないというし。そもそも自治体毎の体制によってこれほどまでに状況が違ってしまうというのもおかしな話である。

プロレスの後、仲間と歓談しながら食事をし、帰宅。明日からまた「ストレスゼロ」の集中講座。がんばろう。

Led ZeppelinⅡ

ショーとはいえ格闘技。たまったものを吐き出すかのように熱狂し、ひとつになる・・・ような・・・。そう、まるでツェッペリン。一般的に言われるようにファーストやサードに比べて、セカンド・アルバムはどうも統一感に欠けていると僕も思う。それぞれの楽曲はセンス満点だし、抜群のエネルギーをもつが、ひとつのアルバムとして捉えたとき、バラバラ感は否めない(もちろん嫌いじゃない、というよりむしろ大好きな作品。いや、ツェッペリンの全作品は不滅)。ここのところ感じるのが、アコースティック・ナンバーが実に充実しており、名曲揃いだということ。”Ramble On”などその最たる例。

結局1枚楽に聴いてしまった。
ツェッペリン万歳。


コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

アレグロ・コン・ブリオをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む