クライスラーのヴァイオリンの音色は、コルトーのピアノのそれと双璧。
夜更けに聴く、旧き良きウィーンの街並みを髣髴とするかのような「歌声」に溢れ、殊更に自由。どの音楽のどの瞬間も、彼の音楽は聴く者に「情緒」をもたらし、優しい気持ちにしてくれる。
今夜は素面(笑)。どうも朝から体調が思わしくなかった。仕事がいろいろな方面で忙しいというのは相変わらずだが、よくよく考えてみると連日飲み過ぎていることに気がついた。もともと酒にはそれほど強くないのだから、その影響たるや覿面。きちんと胃腸を休め、身体を休める時間というのは必要なり。
古今東西の名曲、名旋律を発掘し、自分の楽器に置き換え、世間に広めた功績という意味ではクライスラーの右に出る者はいまい。もちろん彼自身のオリジナル作品も今となっては古典中の古典といえるが、こういう美しい音楽を生み出せる能力って一体何なのだろう?考えて作れるものじゃなし・・・、モーツァルトにせよベートーヴェンにせよ、もちろんワーグナーやチャイコフスキーなどもそうだが、降り注ぐ神の声を特別なアンテナでキャッチした「大いなるものの創造物」を何かの力によって書かされた、ということか・・・。
嗚呼、それにしても心がとろけるようだ(笑)。何と心地の良い響きか・・・(クライスラーの弾く「故郷の人々」は隠れた名曲だ)。
さて、まだまだ多忙は続く・・・。
おはようございます。
1万年前:世界の人口数百万~1000万
14世紀ごろ:世界の人口3億~4億
1800年ごろ:世界の人口10億
1930年ごろ:世界の人口20億
1960年:世界の人口30億
1974年:世界の人口40億
1987年:世界の人口50億
1999年:世界の人口60億
2011年:世界の人口70億
※
1900年~20年:日本の人口5000万 (1920年ごろ:日本人の平均寿命43歳)
2011年:日本の人口1億2780万 (2011年:日本人の平均寿命83歳)
Newton (ニュートン) 2012年 06月号 より
http://www.amazon.co.jp/Newton-%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B3-2012%E5%B9%B4-06%E6%9C%88%E5%8F%B7-%E9%9B%91%E8%AA%8C/dp/B007RFHLEO/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1337986918&sr=1-1
これだけでも、窮屈な世の中になったということがよくわかります。
>さて、まだまだ多忙は続く・・・。
Johann Strauß II – Perpetuum mobile
常動曲(無窮動)
NEW YEAR CONCERT 1978
>雅之様
おはようございます。
>これだけでも、窮屈な世の中になったということがよくわかります。
おっしゃるとおりですね。
特に20世紀に入ってからの爆発的な発展(?)は目を見張るものがありますね。
ボスコフスキーにニューイヤーも今となっては旧き良き思い出でしょうか・・・。
それにしてもキュッヒルが若いですね!