瑞浪にて

現在、岐阜県瑞浪市に滞在中。
瑞浪へは新幹線より高速バスが都合良い。新宿から直通ということもあり、かつ速く、しかも値段が格安。それに中央高速道は何と言っても道中の景色が素晴らしい。まぁ、夕方に東京を出てるので、長野県を通過する頃には既に日没近いゆえ「景色」云々はあまり関係ないのだが。

今日は久しぶりにとても暖かかった。午前中から専ら事務作業に時間を割いたが、洗濯やら何やら「家事」を思いっきりしたくなる（笑）。

ところで、僕は研修業、講師業のほか転職サポートを仕事の柱にしているが、一昨年のリーマン・ショック以降の世界同時不況の影響で、思うように成果が挙がらない。否、成果が挙がらないというのは語弊があるか・・・。やはり、企業側の求人が激減していること、そして優秀な人間に限って動かないことなどが理由で業界が冷え込んでいるような印象を受けるのだ。

ただし、ひとりひとりの志願者を具に見てみると、それぞれが「良いところ」をもっており、マッチングによっては最高のパフォーマンスをあげられるのではないかとも思えるのだ。

バスの中で晴香葉子さんに薦めていただいた「さあ、才能に目覚めよう」（マーカス・バッキンガム＆ドナルド・O・クリフトン著）を読んだ。自分の弱点でなく「強み」にフォーカスを当てて、それを知り、認め、いかにその能力を活かすかについて書かれている良書だ。何せ200万人もの人々の統計を下に34の「強み」に分類され、自分の「強み」が何なのかが明確にわかるのである。おすすめだ。

明日は滋賀県信楽町に移動し、明後日の「愛知とし子アンコールコンサート」に備える。楽しみだ。

本日、出発前にハイドンを聴いた。こういう爽快な日にぴったりの交響曲を、である。

ハイドン：
・交響曲第6番ニ長調Hob.Ⅰ-6「朝」
・交響曲第7番ハ長調Hob.Ⅰ-7「昼」
・交響曲第8番ト長調Hob.Ⅰ-8「夜」
ニコラウス・アーノンクール指揮ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス

ハイドンがエステルハージ侯爵家に仕えて間もない頃の作品群。命名も作曲者自身だが、それぞれの「時間」に相応しい雰囲気をもつ名作である。僕は、ことのほか「朝」が好きだ。颯爽としたアーノンクールの演奏もこの音楽にぴったり。