Led Zeppelin II (Deluxe Edition 2014)を聴いて思ふ

戊戌年は破壊と創造の象徴だと言われる。
ロックな気分。荒々しさの残る、セカンド・アルバムの永遠のパワー。音楽は終始うねり、人々の魂を扇動する。

もし迷う人がいるなら、飛び込むべし。
何事においても旧態依然としたシステムに安住せず、新しいことに挑戦した方が良いだろう。

その意味で、レッド・ツェッペリンには「不安」と裏腹に常に「革新」があった。

2枚目のアルバムが最初のと相当違ったものになりそうだから凄く不安なんだ。ちょっといきすぎたんじゃないかって。でも、充分にレッド・ツェッペリン的だとも思うんだ。もちろん、ハード・ロックだよ。またハード・ロックを演るバンドはそう多くないし、そこに俺たちの成功もあったんだと思うよ。俺たちはとにかくハードに、ブルージーに演るのが好きなのさ。
リッチー・ヨーク著/西留清比古訳「レッド・ツェッペリン―天国への階段」(シンコー・ミュージック)P141

ジミー・ペイジの言葉が的を射る。
「不安」というものは、たぶん「仮我」が抱くもの。
「真我」が目覚めたときには、自ずと「新しいこと」に挑戦せざるを得ないのだと僕は思う。

久しぶりにレッド・ツェッペリンのセカンド・アルバム。

Led Zeppelin II (Deluxe Edition 2014)

Personnel
John Bonham (drums, timpani, backing vocals)
John Paul Jones (bass, organ, backing vocals)
Jimmy Page (digital remastering, acoustic guitar, electric guitar, steel guitar, theremin, producer)
Robert Plant (lead vocals, harmonica)

何はともあれ感謝である。たとえ「火の中、水の中」。“Thank You”に心動く。

My love is strong,
With you there is no wrong.
Together we shall go until we die.

一言、美しい。

また、”Heartbreaker”の、間奏のギター独奏の、文字通り「破壊と創造」に感無量。
続く”Living Loving Maid (She’s Just A Woman)”の、ペイジの、思わず口づさみたくなるギター・リフに卒倒する。

Alimony, alimony payin’ your bills
Livin’, lovin’, she’s just a woman
When your conscience hits, you knock it back with pills
Livin’, lovin’, she’s just a woman

あるいは、疾走する”Ramble On”の恍惚。

良い曲なんだけど、ステージで演るには問題が多いね。アコースティック・ギターがオーバーダブされているからね。ロバートのアルバム中一番のお気に入りらしいよ。
~同上書P144

ペイジのこの言葉を受けてプラントはかく語る。

そうさ。あの曲は俺の子供みたいなものだからね。皆に気に入ってもらいたかったよ。そうすれば、俺がやりたいのはあの感じの曲だってわかってもらえたのに・・・。そんな俺の気持ちを暗示するようなビートがあの曲には隠されているのに、誰も気づいてくれなかったみたいでとてもがっかりしたよ。
~同上書P144-145

いやいや、僕は気づいた。それこそ通底する鼓動がこの曲のすべて。
俄か作りでありながらこうも新しいのはやっぱりツェッペリンの真骨頂。

 

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