意味深い気づき

dvorak_8_kertesz.jpg「意味深い気づき。自己肯定。ただし、急がず、慌てず・・・」
本日、書籍から、お会いした方たちから、そして電話をいただいた方それぞれからそれぞれの立場や考え方を通してもらったメッセージ(直接的なものもあればそうでないものもある)。
自分がたくさんの方たちから支えられているのだという事実をあらためて認識すると、僕が世の中のために提供できることをきちっと形にしていくことが重要なのだと強く思った。他の誰でもができない「強み」というものを誰もがもっている。その「強み」を生かすこと。常々人には言っていること。人に諭しながら他でもなく自分自身に言い聞かせているものなのである。感謝です。

3日後の「リーダーシップ」研修に備えて、朝からミーティングをしたり、頭の中でシミュレーションしたり、友人を相手にプレゼンテーションしてみたり・・・。いろいろ準備をしてみるが、結局のところは蓋を開けてみないとわからない。20名ほどの中間管理職が参加するというが、各人がどういう状況の人たちで、例えばどういう問題を抱えているのかわからなければ事前にあぁだこうだと思案しても始まらない。ある程度の大枠だけを決め、あとは本番の流れに任せてドライブしてみようと腹を括った。
結局は僕が20年の体感の中で会得したものだけしか真実味をもたないから。机上の空論、他人からの受け売り-これは説得力がない。もちろん、アイデアをいただくことはあってよし。それが自分の言葉で語ることができるならそれが最上だろう。

ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集作品72
イシュトヴァン・ケルテス指揮イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団

稀代のメロディスト、アントニン・ドヴォルザーク。ちょうどブラームスの「ハンガリー舞曲」が一世を風靡していた頃、ジムロック社からの要望でこの舞曲集を作曲したのだが、形式を踏襲しただけで、生み出された音楽は二番煎じではなく、明らかにドヴォルザーク固有のもの。中でもホ短調作品72-2は歌謡的なメロディを持つ叙情的で美しい小品(誰もがどこかで一度は聴いたことのある有名なものでしょう)。
ケルテスは遊泳中の事故により43歳という若さで急逝したハンガリー生まれの指揮者だが、彼の振るドヴォルザークの作品はどれもボヘミア的な哀愁感に満ちており、必聴もの。

ちなみに、僕の所有している音盤のメイン楽曲はドヴォルザークの第8交響曲(作品88!)。あまりに有名になりすぎた「新世界」交響曲より、この「イギリス」という名を持つ交響曲を僕は好む。
※「8」という数字は、インフィニティ(無限)を表す。これも僕の勝手な感覚だが、とても柔らかく癒される音の響きが宇宙的。

⇒旧ブログへ


コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

アレグロ・コン・ブリオをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む