ちょっと一息・・・

roxy_music_avalon.jpg今日は曇り空。夜には一瞬結構な雨が降ったが、いつの間にかあがりすっきりした。
旧知の友人たちと故あって集い、久しぶりに0時頃まで飲み語り、昔話に花が咲いた。もうかれこれ20年以上前の仲間との再会や10年ほど前に同じ釜の飯を共にしながら切磋琢磨した仲間。それについ最近まで何かと絡んでいた若者たち。ほんの一瞬ではあっても、すれ違ってみると懐かしい思い出が湯水のように湧き出してくる。

明後日からの「人間力向上セミナー」に備えて準備をする。今度で第6回目になる。何事もやり続けることが重要だから、とにかく継続的に開催することを念頭においている。今回は今までとは違った方たちにヘルプしていただくためいつも以上に楽しみ。ワクワクしながら当日を迎えることができそうだ。

ところで、今度の「早わかりクラシック音楽講座」の資料作りのため集中的にメンデルスゾーンを聴きながら、何だかふとロキシー・ミュージックを思い出した。
何度もこのブログでも書いているが、メンデルスゾーン(彼は存命当時イギリスには何度も演奏旅行で訪れ、イギリスは所縁のある土地のようだ)という作曲家は、表面的には優等生的な明るさを持ったイメージが強いが、よくよく聴いてみると「翳り」、「憂い」がそこかしこに聴いてとれる、絶妙な音楽を書いた。そして、ブライアン・フェリー率いる後期ロキシー・ミュージックにも同じような「色」、つまり繊細で洗練された肌触りの中にも「翳」が感じられる奥深い音楽を感じることができるのだ。

Roxy Music:Avalon

ロキシー・ミュージックのラスト・アルバムであり、最高傑作(僕の勝手な意見ですが・・・)。Brian Eno在籍時のケバケバしい頃(いわゆるグラム・ロックと呼ばれているころ)のロキシーは、実はあまりピンと来ない。その頃のロキシーを評価する人も多いと聞くが、いわゆる再出発後のロキシー・ミュージックが極めつけ。30年近く聴き続けていてもいっこうに廃れない。1980年当時のロック音楽界は、どうも最後の輝きを発していたのだろうか、と勝手に決めつけてしまっている(単なるおじさん趣味で、かつて若い頃に聴いた音楽にのみ反応するだけなのかもしれないが)・・・ともかく1曲目のMore Than This(名曲!)からラストのTara(感動!のインスト・ナンバー)まで息つかせる間もなく聴かせてくれる。

そういえば今日は何人かの学生たちから就職活動の報告があった。内定を取ったという喜びの声あり、まだまだ活動中でどうしたらいいかという相談もあり。
気がついたらもうゴールデン・ウィーク前だ。月日の経過はあっという間。とにかくみんな頑張ってほしい。

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