完全主義者マイケル・ジャクソンのパフォーマンスへの徹底ぶりを見た。そして彼の志の真実を見た。
それは、自身の作品を愛してくれるファンはもちろんのこと、愛する地球への奉仕の体現だったことがよくわかる内容だった。
ロンドン公演が幻になったがゆえに知る（鑑賞する？）ことができた舞台裏。映像化され、商業ベースに乗った時点ですべてが真実であるとは言い難い側面もあるが、少なくともマイケル・ジャクソンという人間の、あるいはマイケル・ジャクソンという存在そのものの価値が、そして彼が一体何をするためにこの世界に生まれてきたのかを垣間見ることのできる時間だった。
・Michael Jackson’s THIS IS IT Discover the Man You Never Knew (2009)
Directed by Kenny Ortega
都市伝説的な見解含め、彼の死の謎についての僕の考えにはあえて言及しない。あらためて意味深い、良い映画だと思う。
