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音楽的には4声が最もバランスがとれ心地よい響きを生むということである。
クラシック音楽でいえば、六重奏でも八重奏でも五重奏でもなく弦楽四重奏曲という形体が最もポピュラーになっているのはそういうことからなのかもしれない。
ポピュラーやロックの世界においても、4人の名グループが多い。ビートルズ然り、レッド・ツェッペリン然り、ジャズではジョン・コルトレーン・カルテット然り、MJQ然りである。
今月はブラームスをよく聴く。本当に久しぶりだ。ブラームスといえば秋の夜長に聴くというのが定番だが、真夏の鬱陶しい日々にもうってつけの音楽である。じめじめした時にあえてじめじめした楽曲を聴くことで逆に「浄化」できるのである。

ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番ト短調 作品25
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
ミッシャ・マイスキー(チェロ)
ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)
ユーリ・バシュメット(ヴィオラ)


天才4人が結集した世紀のカルテット。一時期クレーメルとマイスキーには不仲説が出ていたので、この組み合わせのレコーディングはまさに奇跡!!
ブラームス28歳のときの名曲をご堪能あれ!!

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