I Want You

「夢や想いは必ず実現する」なんていう成功法則的なものは意外に好きではないが(言葉にしてしまうと途端に陳腐になるから)、かつての教え子たちが社会でひとつひとつ着実に夢を叶えている姿をみると嬉しいものである。今日もある男性からメールが届いた。学生の頃から「想っていたこと」が10数年かけて形になっているのだと。
結局は、想い続けて、具体的に行動を起こしたものだけが手にする喜びのようなものかな。できないことはひとつもないんだな、と・・・。

6月に実施する早わかりクラシック音楽講座コンサート・シリーズ第2弾「愛知とし子リサイタル」の詳細が決定した。メール等で少しずつ告知しているが、前回調子が良かったせいもあるのか当たりはすこぶる良い。相変わらず6月16日(木)の六本木公演の方が先に埋まってきているようだが、25日(土)のSKホールは立地も抜群で、かつ音響効果や雰囲気も満点の会場だから、最高の演奏会になるのではないかと今から楽しみでならない。特に、愛知とし子のライフワークとも言うべきベートーヴェンについては作品110が採り上げられるので、これは絶対に見逃せ(聴き逃せ)まい(プログラムなど詳細はこちら)。

さて、気分を一新してMarvin Gayeなどを・・・。

Marvin Gaye:I Want You

ぞくぞくするようなマーヴィン・ゲイの歌声。曰くつきの作品であるものの聴けば聴くほど、マーヴィンの虜にさせられる魅力のある1枚。制作背景がどうであろうと、そんなのは問答無用、僕は純粋に好きである。

ところで、”I Want You”のアルバム・ジャケットって、映画「マトリックス」に出てくるシーンにそっくりだと思っていたら、あのシリーズに出演していたNona Marvisa GayeはMarvinの娘らしい。まさかマーヴィンのこのアルバムにインスパイアされたわけじゃないだろうが・・・。


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