夜中のポール・マッカートニーは特別かっこいい

7月に入り、電力使用制限令の影響もあり、大学の夏休みが前倒しになったり、講義が休講になることが多く、このところ成績つけや何やらで日中ばたばたすることが多い。事務所に戻ったら戻ったで報告書を作成したり、翌日の準備をしたり、目が回る。今日は少し降った雨のせいか多少は過ごしやすい気候だが、それにしても蒸し暑い。本当は楽になって、左脳を停止してどっぷり好きな音楽にでも浸りたいのだが、気づくともう午前0時前。残念ながらじっくりと聴き込む体勢をとるのもままならず、何となく「ながら」でポピュラー音楽に耳を傾けることになる。

夜中のポール・マッカートニーは特別かっこいい・・・。

Paul McCartney:all the best!

70年代と80年代の、ポールが最も輝いていた頃の(個人的にはそう思う)優れた楽曲(名曲とはあえて表現しない)を集成したベスト盤。
1曲目”Band On The Run”、2曲目”Jet”、そして3曲目の”Ebony and Ivory”・・・、と続く。

Ebony and ivory
Live together in perfect harmony
Side by side on my piano keyboard
Oh Lord, why don’t we?

この作品が作られて30年という年月が経過するが、世の中はどんな風に変わったのだろう?当時Stevie Wonderとのデュオだという話題で持ちきりだったが、それ以上に楽曲の質が良い。繰り返し何度聴いても心に染み入るメロディとハーモニー(映像をみるとよくわかるが、2人の間合いの取り方が絶妙。本当に「息」がぴったり!)。

黒鍵と白鍵は
完璧なハーモニーを奏でながら寄り添って生きている
僕のピアノの鍵盤上では仲良く隣り合わせなのに
神様、僕たち人間はどうしてそれができないのでしょう?

30年前に比較しておそらく目に見えて差別や区別は無くなっている。でも、果たして潜在的にはいかに?何世紀も前からのヨーロッパでのユダヤ人問題同様、人種差別に限らず「色眼鏡でものを見る」人間の癖というのはそう簡単に消えるものでもない。どこかで誰かが勇気をもって断ち切っていかなければ・・・。

今夜は難しいことを考えるのはよそうと思ったが、何だかそんなことが頭を過った。
ともかく頭をからっぽに・・・。ふぅ、暑い・・・。

※Michael Jacksonとのデュオ”Say Say Say”も懐かしい・・・。


2 COMMENTS

雅之

おはようございます。

7月6日
1957年、 英国リバプールのセント・ピータース教会でジョン・レノンとポール・マッカートニーが出会った日。ジョンの幼なじみで、クオリー・メンのメンバーでもあったアイヴァン・ブラウンがポールをジョンに紹介。7月20にバンドメンバーのピート・ショットンが偶然ポールに会い、バンドに誘う。ポールのクオリー・メンとしての初演奏は、同年の10月18日。

7月7日
リンゴ・スターの誕生日
1940年生まれ。本名リチャード・スターキー。 ビートルズへの加入は、1962年の8月16日。長男のザック・スターキーは、ザ・フーのドラマーとして活躍中。
ジム・マッカートニー(ポールの父)の誕生日
1902年生まれ、1976年3月18日逝去。

〈今日は何の日?ビートルズ 7月〉
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Desert/9774/beatles/history/july.html
より

ますますビートルズに愛着が湧いてきました(笑)。
http://classic.opus-3.net/blog/?p=5680#comments

>今夜は難しいことを考えるのはよそうと思ったが、何だかそんなことが頭を過った。
ともかく頭をからっぽに・・・。ふぅ、暑い・・・。

では、今朝は私も、以上!!

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岡本 浩和

>雅之様
こんにちは。
まずはご結婚20周年おめでとうございます。
我々も雅之さんご夫婦を見習って仲良く「そのとき」を迎えたいものです。
また、本日はお父様のお誕生日でしたよね。あわせておめでとうございます。

しかし、こうやってビートルズの重要日をみると見事に雅之さんの大事な日とつながってますね。
やっぱり、雅之さんは普通の人じゃないですね(笑)。

本日も貴重な情報をありがとうございます。

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