人間の本質、ありのままを突く・・・

阿部俊郎さんがブログ「いまここ」ご自身の著書を賞賛されていたので、購入して読んでみた。なるほど、確かに良書。「さとり」ということについて決して上段に構えず、我々一般の人間にもよく理解できるように書かれている。

何だかバタバタした1日で、頭が整理されないまま何となくこの記事を書いているが、思いつくままをともかく書いてゆくことだと自分に言い聞かせながら音楽を聴く。久々にピンク・フロイド。計算されつくした構築美とハイセンスな音楽性。人間の心の奥底に潜む「陰」の部分にフォーカスを当てつつ(イングマール・ベルイマンの映画のよう)、奏でる音楽そのものは極めてポジティブ。Roger Watersが抜けた後のフロイドなんていうのは特にそういう側面が表面化する。このあたりの理由はイニシアチブをRogerがとるかDave Gilmourがとるかの差なのかしら・・・。

本日、阿部さんからハート・マントラ瞑想を伝授していただいた。マハリシ・マヘーシ・ヨギをルーツに持つ瞑想のようだが(まだまだ勉強不足なので詳細を言及するのは避ける)、レイキ・ヒーリングのアチューンメントを受けた時のような状態に即入れる。それにわずか数十分ほどの瞑想で心身がリフレッシュされ、終わった後は数時間も熟睡したかのようなとてもすっきり健やかな状態になれるのだからすごい。これは継続する価値は十分にあり。ちなみに、瞑想はお酒とカフェインの摂取は控えた方が効果があるそうなので、しばらく断酒&断珈琲生活になるかも(笑)。

気のせいか“Shine On You Crazy Diamond”が直接的に心身に響く。もともと最高の音楽だという確信があるのだが、それぞれの楽器パートの音の粒が非常に明晰で、かつフロイドの4人がまだまだひとつになって創作しようとしている意気込みまでもがしっかりと録音されていることが手に取るようにわかる。

Echoes:The Best Of Pink Floyd

10年前にリリースされたとき、たかがベスト盤と軽視気味だったが、ひとつひとつを丁寧に聴き継ぐと大いなる発見がある(ともかくこの2枚組は真にフロイドの軌跡を辿っており、その奇跡が見事に一望できる)。フロイドの作品はかつてよくトリップ・ミュージック扱いされたようだが、決して人工的なものではなく人間の本質、ありのままを突く、活動のピーク時には本当に「自然体」の音楽を奏でていたんだろうと僕には思えてならない(それはKing Crimsonも然り。活動期間のうちのほんの僅かな数年に過ぎないだろうけど)。

明日は「すみだ学習ガーデン・さくらカレッジ」の日。
さて、第2回目はいかに??

4 COMMENTS

雅之

おはようございます。

突然ですが、私も岡本さんも、どこか相当イカれていますよね(笑)。第三者が読んだら、おそらくそう感じるに違いありません。

井上道義の言葉から。

・・・・・・マーラーをやるには、狂った状況、イカれた状況が必要。みんなどこか「イカれてる」部分をもっているんだけど、そういうのは出しちゃいけないとか、口にしちゃいけないとかいう社会状況こそ「イカれてる」んだよね。人間は皆そういう部分を併せ持っていて、それを表現するのに芸術が絶対必要なわけ。それがなくなると、秋葉原の無差別殺人みたいなことが起こるんです。そういうことを芸術で昇華することが社会の中でもっと認められないといけない。そんな観点からも、マーラーのような、すごい才能がありながら、その時代とうまく折り合いがつけられなかった人の音楽は重要だと思う。・・・・・・名古屋マーラー音楽祭 パンフレットより

万人の究極は、やっぱこれでしょう!

「狂気」 ピンク・フロイド
http://www.amazon.co.jp/%E7%8B%82%E6%B0%97-SACD-Hybrid-%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%89/dp/B00008CHEX/ref=sr_1_1?s=music&ie=UTF8&qid=1318638765&sr=1-1

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岡本 浩和

>雅之様
おはようございます。
まったくもってイカれてます(笑)
特に、第4章に入ってからはその傾向が強いかもしれません(笑)・・・いや、前からそうでしたかね??

井上道義氏の言葉、的を射てますね。その通りだと思います。
ご紹介の「狂気」のSACD、僕も愛聴してます。

ありがとうございます。

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雅之

There is no dark side of the moon really. Matter of fact it’s all dark(本当は月の暗い側なんて存在しない。何故なら、すべてが闇そのものだから)

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