ヴィーナス

fripp_eno_evening_star.jpg今日は妻を連れてタグラグビーに参加した。溜まったストレスを発散するという意味合いもあるし、息抜きという意味合いもある。連休前日だからかいつも以上に参加者が多く、目一杯身体を動かして、汗を流した。
3連続で、つまり2週間に1回きちっと運動しているお陰で身体の動きがまともになってきたのか、主催者からは動きのぎこちなさがなくなったと言われるし、何より妻からは結構良い動きをしていたと、褒められたのかどうかは別にして終了直後に言葉をもらった。

どうやら「運動音痴」、「球技音痴」というのは自分の勝手な思い込みであり、それこそメンタル・ブロックなのではないか、そんな指摘も受けた。 

そう言われればそんな気もする・・・。人間、ひとたび苦手意識を持つとそれに挑戦しようとする意欲が薄くなるが、実はできないことなどひとつもなく、チャレンジし地道に継続してゆけばそれなりの成果は必ず出るということを再確認。

タグラグビーを軸にした研修を来年度の新人研修用に企業に売り込みをかけているが、反応は様々。しかしながら、まったくの素人でありながら少しずつ体験してきたという観点から申し上げて、これほどチームワークやコミュニケーション、あるいはチャレンジすること、守ることなどを身体を通して学べるワークはそんなに多くないと思う。企業がいわゆる体育会系の人材を欲しがる理由も何となくわかる。スポーツには「人間力」を鍛えるための要素が十分にあるということだろう。

午前0時前に帰宅し、疲れた身体を癒すために、アンビエント・ミュージック(環境音楽)などを聴いてみようと久しぶりに取り出した音盤。

Fripp & Eno:Evening Star

Personnel
Robert Fripp(guitar)
Brian Eno(loops and synthesizer)

King Crimson解散の翌年にロバート・フリップがブライアン・イーノと組んで録音した「イヴニング・スター」はフリップとイーノの「思惑」が見事に拮抗し、プラスにもマイナスにも振れずに、まさに「0(ゼロ)」的な境地を創出する見事な作りになっている。
「環境音楽」という言葉通り、耳に邪魔にならず、とはいえまったく無意味な音の塊にあらず、注意して聴けばまるで「瞑想の世界」に誘われるような音楽たち。

ともかく無言のまま身を委ねてみよう。あなたには何が見えるだろうか?


2 COMMENTS

雅之

おはようございます。
タグラグビーは詳しくないですが、スポーツはいいですねぇ。
楽器演奏なんかもそうですが、要は、ただ「脱力」とか「ぶれない自分軸」とか頭の中だけで一生懸命考えたって、私の過去の経験上では、机上の空論で終わることが多いです。体感って大切ですね。
ご紹介の盤、存在は知っていますが所有しておらず、聴き込んだこともありません。
私のほうは、久々に、究極の「脱力盤」をおススメしておきましょう。
太陽誘電製 That’s CD-R音楽用 16倍速80分 金レーベル 10mmPケース5枚入 CDR-A80GP5
http://www.amazon.co.jp/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E8%AA%98%E9%9B%BB%E8%A3%BD-CD-R%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E7%94%A8-16%E5%80%8D%E9%80%9F80%E5%88%86-10mmP%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B95%E6%9E%9A%E5%85%A5-CDR-A80GP5/dp/B000AD7N3Y/ref=sr_1_34?ie=UTF8&qid=1297380563&sr=8-34
無音なので、このCD-Rも、
>プラスにもマイナスにも振れずに、まさに「0(ゼロ)」的な境地を創出する見事な作りになっている。
という、いつ聴いても究極で最高の「音楽」を届けてくれます。

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岡本 浩和

>雅之様
こんにちは。
タグラグビー面白いですね。本格的なラグビーをやっている人にと手は接触などを禁止している点が物足りないらしいですが、僕らのようなド素人にはぴったりのスポーツだと思います。
3回連続で参加してみて、身体が少しずつ順応し、腕も上達していることがよくわかります。
ほどよく汗もかくので終わった後のビールが格別です(笑)。
これまた珍しいCD-Rをご紹介いただきありがとうございます。
確かに「いつ聴いても究極で最高の「音楽」を届けてくれ」るでしょうね。

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