朝から「夜」の音楽・・・

chet_baker_sings.jpg冷たい雨の中の午後一番、日比谷のとある会社にてアポイント。1時間強ミーティングをする。その後、渋谷に移動し、久しぶりにYさんと1時間ちょっと語る。年末年始頃は大変そうで、正直近寄りがたいオーラを醸し出していた彼女も随分落ち着き、抜けたようで調子良さげに見えた。話をいろいろ聞いてみても、やはり悪い意味での固執や拘りが解消されたようで、自然の流れに任せることの重要性がわかったみたい。よかった。
5月末に愛知とし子が久しぶりのソロ・リサイタルを開催するので、そのチケットを最近売り歩いている(笑)。今日もYさんの方から会いたいと言ってきたついでに買っていただく。彼女を含め周りにいるたくさんの方々がソロ・リサイタルを楽しみにしているようで、ピアニストともども僕自身にも気合いが入る。当然僕は舞台に出るわけじゃないので気負う必要は全くないのだが、身内のステージに関しては他人事と思えず、直前になると自分自身が緊張してしまうのだから堪らない。杉並公会堂小ホールの収容人数はそれほど大きくないので、満員にしようととにかく一生懸命。皆様、ご来場のほどよろしくお願いします。

ついでに宣伝しておくと、このソロ・リサイタルは「愛と知と・・・」と題され、初のCDリリースに連動して開催されるもので、CD収録曲からいくつかを演奏予定。とても感動的なコンサートになると思います。乞うご期待!

ところで、今日はどういうわけか朝からJazzyなモードで、Miles DavisやBill Evansを聴きたくなり、音盤をとりだす。相方が「夜の雰囲気ね」と一言。そう、モダン・ジャズはまさに夜の音楽です・・・。

Chet Baker Sings(1956年)

1988年、滞在先のアムステルダムのホテルの窓から転落死したチェット・ベイカー。ドラッグによるものか他殺か、それとも自殺か、原因は定かでないらしい。ともかく顔に似合わない(笑)彼のユニセックスなハイ・トーン・ヴォイスはYesのJon Andersonと並ぶセクシーさ。初めて聴いたときはてっきり女声かと思った・・・。
僕はこのアルバムに収められている「My Funny Valentine」という楽曲がことのほか好きで、何度聴いても背筋がゾクゾクする。ちなみに、1959年にリリースされた「Chet Baker with Fifty Italian Strings」というアルバムに再録されているが、より悲しげでムーディーかつ味わい深い演奏を聴かせてくれる。2枚とも必聴!

※そういえば、今日は相方と一緒に住むようになってちょうど1年。月日の経つのは早いなぁ・・・記念にケーキを買ってきた(照笑)

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