Genesis, live at the Bataclan, Paris,16mm master (1973.1.10Live)

幻想的な音色、高貴な雰囲気、筆舌に尽くし難い独自の世界を築き上げる、ピーター・ガブリエル在籍時のジェネシスは、豊かな音楽性とメンバー個人の相当な力量がシナジーを起こした結果の、唯一無二の世界的バンドであった。

1973年のパリはバタクランでのジェネシスのライヴ映像を観て、僕は度肝を抜かれた。
16mmのマスターを4K仕様にアップグレードした、とても50年前のものとは思えぬ生き生きとした鮮明な映像に感激する。

・Genesis, live at the Bataclan, Paris, 01/10/1973, 16mm master.

  • The Musical Box
  • Supper’s Ready
  • The Return of the Giant Hogweed
  • The Knife
  • Interview

Personnel
Tony Banks (keyboards, 12string guitar, backing vocals)
Peter Gabriel (lead vocals, flute, oboe, tambourine, bass drum)
Mike Rutherford (bass, bass pedals, backing vocals)
Phil Collins (drums, percussion, backing vocals)
Steve Hackett (electric and acoustic guitars)

静謐さと劇性が交互に表出するこういう音調は、ピーター脱退後のフィル・ジェネシスはもちろんのこと他のどんなバンドにもないものだ。黙って聴けといわんばかりの説得力。金縛りに遭うかのオーラよ。

ちなみに、最後のインタビューは、ビートルズやドノヴァン、キング・クリムゾン、あるいはデヴィッド・ボウイなどの名前が発せられていることから内容が気になるが、フランス語の同時通訳が被っていて聴きとりにくく、フランス語を解さない僕には残念ながら詳細がわからない。

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