雑感

時の経つのは遅いのか早いのかわからない。あくまで感覚的なものなのだが、「1年前の今日はあぁだったな」と思い出すととても早く感じるし、「そういえば12月中頃に渋谷で『就職講座』をやったけど、まだ1ヶ月しか経っていないんだ」と逆に驚いたりだとか。
おそらくその一瞬のコミュニケーションの深度やそこにいた人たちとのつきあいのレベルだとか、そういうものが無意識に影響しているのかもしれない。

今日は朝から仕事関係の打ち合わせをし、昼にはHが久しぶりに来宅するというので、自家製の美味しい「真っ赤な菜食スパゲティ」(とても好評!)を食べさせてあげようと準備をしていたのだが、直前になって仕事が入ったということで一旦キャンセル。時間をずらして夕方17:30頃に現れ、3時間ほど語り帰っていった。本当は夕食でも共にできたらよかったのだが、明日は僕の方が「研修」を控えているので残念ながら今日のところは「なし」にした。

彼は社会人1年目だが、僕に言わせれば就いている仕事が間違っている。というよりもっとやるべき「正しい」職があるように感じるのだ。だから、思ったことを率直に伝えながら、半ばキャリア・カウンセリングになったり、他愛もない話をしたりだとかで時間はあっという間に流れていった。まぁ、まだ24歳なわけだから多少の苦労をしながら世間を学んだ方がいいのかもしれないが、「しないで済む苦労はしない方がいい」と僕は思っているということと、持っている「能力」を最大限に生かす仕事をしなけりゃ生まれてきた価値が半減するとも思っているので、とにかくできうる限りのアドバイスはした。

先日も書いたように「転職エージェント業」を始めるやいなや「転職志願者」が飛び込んでくる。思考の現実化か。いずれにせよ「愛」をもって対処する。

カンプラ:レクイエム
フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮シャペル・ロワイヤル
エリザベス・ボウドリー、モニク・ザネッティほか

17世紀エクサン=プロヴァンス生まれのアンドレ・カンプラはJ.S.バッハとほぼ同時代を生きた作曲家だ。しかし、生まれ育った土地や国の違いによってこれほどまで楽曲の与える印象が異なるのかと思うととても面白い。とにかくカンプラの作品は明るい。極めてラテン的な音楽である。特に、最後の「聖体拝領唱」は美しい。

主よ、永遠の光を彼らの上に照らし給え、
永遠に主の聖人と共にあらんことを、
主は慈悲深くましませばなり。

あれっ、そういえば今日は母の誕生日だ。「おめでとう!」と一言いおうとたった今実家に電話したところ・・・。

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