グスターヴ・ホルスト生誕150年の日。
組曲「惑星」の作曲家は、インド哲学にはまった。
（ベートーヴェンもそうだった）
かれこれ13年前、イモージェン・ホルストによる「リグ・ヴェーダ讃歌」を聴いて、僕ははまった。インド哲学の精神に影響を受けたホルストが、西洋音楽のイディオムを駆使して創造した音楽の深遠なる美しさ。小編成ながら圧倒的だと思った。
・ホルスト：リグ・ヴェーダによる合唱讃歌作品24
第三群：女声合唱とハープのための H99
第4曲「旅人の讃歌」
アンナ・リクブール（ハープ）
エミリー・フルーリー指揮パリ・ノートルダム・メトリーズ（児童合唱団と青年アンサンブル）（2021収録）
パリはサン・ジェルマン・ロクセロワ教会でのライヴ。
2019年4月15日のノートルダム大聖堂の火災後も、本拠地を失ったメトリーズは音楽活動を続けている。
Go thou on before us,
Guide us on our way,
Mighty One.
Make our journey pleasant,
Never let us stray.
宇宙開闢の歌
寺山修司の詩、そしてリグ・ヴェーダ讃歌
