酷暑が続く中、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
節電の影響ももちろんありましょうが、例年以上に「暑さ」を実感する今日この頃です。
この稀に見るような猛暑を乗り切るには音楽の力が必要です。それこそ音楽は万能です。ただ耳を澄ますだけで気持ちが落ち着いたり、あるいは本当に涼しくなったり。特に、18世紀、19世紀の音楽などは電気のない時代に創造された産物で、汗をかきながら自然に身を任せ、じっと聴いてみるのも乙なものかもしれません。
溜りに溜まった不純物を吐き出すには。ポピュラー音楽などが相応しいようで。しかも本日は満月。澄んだ空気の向こうに美しいお月様がキラキラと輝いております。
“In My Room”
There’s a world where I can go and tell my secrets to
In my room, in my room
In this world I lock out all my worries and my fears
In my room, in my room
いかにも孤独で、独自の世界にこもっていたBrian Wilsonらしい美しいバラード。何年か前に幻の名盤”Smile”を引っ提げて来日公演を行った際にも披露してくれたように記憶する。The Beach Boysの数多くの名曲たちの中でも群を抜いて素敵な音楽である。どんな不安も恐怖も、自分の部屋では完全に消えゆくとブライアンは語るが、果たしてそれはどうか?限られた空間の問題ではなく、実はその人自身の気の持ちようゆえ。とはいえ、「自分の部屋(世界)」は生きてゆく上で大事な要素。誰にも邪魔されない一人だけの世界を持つか持たぬかでその人の人としての深みが随分違ってくるのではないか・・・。
The Beach Boys:Surfer Girl
The Beach Boys:Shut Down Volume2
もう20年近く前、米Capitol Recordsからリリースされた2 in 1シリーズからの1枚。ボーナス・トラックも収録されて2000円超で購入できたことは当時としては画期的だった(今や1000円ちょっとで買えるが・・・笑)。彼らの60年代の全作品を購入し、ちょうど今頃の時期に大音量で聴いていた。懐かしいあの頃である。今夜はさすがに大音量は無理。それでも十分に彼らの絶美のハーモニーが心身を癒してくれる。
“Surfer Girl”の楽曲のほとんどは1963年7月16日の録音。さすがに音のつくりは古いものの音楽そのものの新鮮さは失われていない。48年前とは・・・。
さてさて、明日もまた長い一日が待っております。くれぐれも身体を労り、ご自愛のほどを。
おはようございます。
>この稀に見るような猛暑を乗り切るには音楽の力が必要です。それこそ音楽は万能です。ただ耳を澄ますだけで気持ちが落ち着いたり、あるいは本当に涼しくなったり。
まったく同感です。私も今月はコメント欄で、できるだけ、夏向きの涼しげな対抗盤を選ぶようにしております(笑)。
The Beach Boys、この暑さをふき飛ばすのに、まさに最高ですね!!
偶然ですが、私も昨夜帰宅してからは、買ってきたばかりのクラシック音楽ではない最新リマスター版CDで、「涼んで」おりました。
さて、岡本さんに、80年代後半に青春を生きた同時代人としての共感を得られますかどうか?(2歳の違いは大きいか?・・・笑)
Shakatak: Into The Blue
http://www.hmv.co.jp/product/detail/4051401
>雅之様
こんにちは。
暑いですねぇ。
今日は朝から補講だったのですが、酷暑のせいか学生はほとんど来ませんでした(苦笑)。
午後に授業はまだあるのですが、合間を縫ってサロンに戻ってきました。
それにしても、シャカタクは懐かしいですねぇ。この暑さにぴったりです。
「男女7人」も懐かしい。
まったくもって共感でございます。
ありがとうございます。