新しい道

暑さ寒さも彼岸までという言葉通り、朝晩はめっきり寒くなった。
春分、あるいは秋分というのは昼と夜とのバランスがとれているとのことだから、過ごしやすいはずなんだけれどどうも落ち着かない。気温の急激な変化に身体がついていっていないのか(苦笑)、それとも他に理由があるのか、そのあたりはわからないけれど。

まもなく「新しい道」が眼前に現れるが、残念ながら先のことは見えない。ただひたすら「今」を一生懸命に生きようかと思っているだけ。ちなみに、昔から「何とかなる」というのが僕の思考の根底にあり、良くも悪くもその生き方が僕を支えてきた。そういう考え方については賛否両論だろうと思うが、決して投げやりになっているわけではない。いつだったか目標を定めることが嫌いだというようなことを書いたが、では人生で一度もそういうことをしなかったかといったら決してそうでもないし。ゆえに明確に描けるときは僕も目標というものを描く。でも、最近は本当に「明日」が見えない(悲観的な意味ではないよ)。ただし、希望は見えるし、感じれる。だから良しとしているということ。ともかく世の流れに乗り遅れないように感覚を研ぎ澄まして、臨機応変に動けるようアンテナを高く立てておくのがベストかな・・・。

少しばかり必要な事務作業をして、あとは音楽三昧。いろいろ聴いた。スティーブ・ライヒ、フィリップ・グラスらの現代音楽。ビートルズも少し聴いた、あ、フィル・ジェネシスも・・・。そういう流れの中で落ち着いたのがルネッサンス。

Renaissance:Novella

Personnel
John Tout(Vocals)
Annie Haslam(Lead Vocals)
Jon Camp(Bass, Bass pedals, Acoustic guitar, Vocals)
Terence Sullivan(Drums, Percussion, Vocals)
Michael Dunford(Acoustic guitars, Vocals)

プログレだけど歌謡曲。何とも不思議なバランスで作品が構成されているところがこのアルバムの妙味かな。日本人好みであろうアニー・ハズラムの歌声が輪をかける。
少し古臭いいわゆるシンフォニック・ロック系の音楽だが、これがまさに「温故知新」で、聴いていてどういうわけか前向きになれるのだから興味深い(ひょっとして僕だけ?)。
何年振りだろう、ルネッサンスを真面目に聴いたのは。ひょっとすると20年近く経過しているかもしれない。

どんな道であろうと直感で選択してゆけばまずは間違いない(と僕は思う)。
すべてはなるようになる。


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