さてさて2011年も残りわずか。
振り返れば、色々と「変化」の大きい年だった。
それは、新しい年の前兆のようなもの。
ゆえに「希望」に満ち満ちる出来事ばかり。
ひとつひとつ積み重ねながら長い長い道程を
一歩一歩進み行き、ようやく辿り着きそうな
感じ。
珍しく紅白観ながら団欒。
震災の影響からか
「前向きな」歌が多い。
こうやって並べられると、
良い歌ってたくさんある。
人は音楽とともにあり、音楽に癒される。
ということで、
先日仕入れた寺神戸亮の「シャコンヌへの道」。帯に書かれた言葉に納得。
「ローマは一日にして成らず、シャコンヌも一日にして成らず」。
なるほど、どんなものも突然変異的に出現したのではないということ。ご先祖様に感謝ということかな・・・。
それにしてもこういう知られざる傑作というのを発掘して、世の中に知らしめるというのは大変なこと。寺神戸氏のピリオド楽器の素敵な響きに耳を傾けると、時空を超越し、すべてがひとつだということを実感する。
特にテレマンの幻想曲が出色。18世紀当時、バッハよりむしろテレマンのほうが人気の高かったというのもある意味頷ける。
2012年は集大成の年になろう。バッハのシャコンヌに感謝を込めて。
今年もありがとうございました。
[…] うからそれで確認することにしよう。 ※ということで、ピゼンデルの無伴奏ソナタから第1楽章だった。この曲は寺神戸亮氏の「シャコンヌへの道」にも収録されていたのを思い出した。 […]