Miles Davis and the Modern Jazz Giants

ともかく日々過ぎ去るのが早い。あっという間に2日が過ぎ・・・。
世間の喧騒から離れてだいぶゆっくりしている。睡眠もしっかりとり、昼間も飲んで寝ての繰り返し(笑)。まぁ、こういうパターンも良かろう。しっかり充電して仕事始めに備えよう。
不思議に明るく開放的なパフォーマンスを。
帝王マイルスが、まだまだ進歩的でありながら健康的な音楽を演っていた時代の産物。
彼の演奏史の頂点を名作”Kind Of Blue”とするならば、そこに辿り着くために必要なアイデンティティとアイデアと、そしてともに創作する仲間を得るために階段を昇ってゆく、その途中でのジャズの巨人たちとの歴史的邂逅。聴いていて涙が出るほど・・・Milesはいつの時代もMiles、変わることがない。かっこいい。

Miles Davis and The Modern Jazz Giants

1954年のクリスマス・イヴに収録されたセロニアス・モンクとのいわゆる「喧嘩セッション」として有名なパフォーマンスを含む4曲。
“The Man I Love(Take2)”
“Swing Spring”
“Bemsha Swing”
“The Man I Love(Take1)”

Personnel
Miles Davis(tp)
Milt Jackson(vib)
Thelonious Monk(p)
Percy Heath(b)
Kenny Clarke(d)

そして、ただ1曲だが、後のクインテットの核となるメンバーを揃えての1956年10月26日のレコーディングである”Round Midnight”。

Personnel
Miles Davis(tp)
John Coltrane(ts)
Red Garland(p)
Paul Chambers(b)
Philly Joe Jones(ds)

「喧嘩セッション」の真相を知って驚いた、というより納得した。
マイルスはいかにもぶっきら棒で不良っぽいイメージがあるようだが、菊池+大谷の「M/D」を読むにつけ本当は紳士然としたまっすぐで素直な人なんだろうと想像していたから。そういう視点からあらためてこの名盤を聴くと一層愉快になる。何はともあれ感動をまた味わおう。

※追記
ミルト・ジャクソンのバイブがいけてるなぁ・・・、素敵。


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